来週の9月16日に、ニコンは、Nikkor Z 50mm f/1.2 SとNikkor Z 14-24mm f/2.8 Sの2本の新しいミラーレス用レンズを発表すると噂されている。
2本のレンズに加えて、その他の新しい製品が来週に発表される可能性は低い。
(記事を一部引用して意訳しています)
ニコンが来週、新レンズを発表か?
NikonRumorsがニコンの新製品について報告しています。
記事によれば、Z 50mm f/1.2 Sと、Z 14-24mm f/2.8の2本のレンズが発表されるだろうとしています。Z 50mm f/1.2は既存のZ 50mm f1.8 Sよりも明るいレンズで、かなり価格も高くなりそうですが、さすがにZ 58mm f/0.95 S Noctに手が出ないよという人にはいいレンズかもしれませんね。
そして、Z 14-24mm f/2.8は大三元の3本のレンズのうちの広角ズームとなるレンズで、このレンズを待っていたという人も多いと思います。このレンズがでてくると、ニコンのミラーレス用レンズも結構揃ってきたなという印象になりますね。あとは廉価なレンズや超望遠ズーム、超望遠レンズなども欲しい人がいると思いますので、そちらにも期待したいですね。
ところで16日といえば水曜日なわけですが、通常、これまでニコンの発表日は木曜日が多かったので、日付が間違っているのかな?と思ったのですが、このサイトは米国で日本のほうが時間が早いですので、日本時間で木曜日発表の米国時間では水曜日という時差になっていると考えるとあながち間違ってもいなさそうです。
レンズの噂されている仕様
ちなみに各レンズの噂される仕様は以下のようになっています。
■ Nikkor Z 50mm f/1.2 S
・巨大なレンズで多くの枚数のレンズがある
・15群17枚 2枚のEDレンズ、3枚の非球面レンズ
・このレンズのブリージングについては多くの話題がある
・Z 24-70mm f/2.8 Sのような有機パネルがあるだろう
・Z 24-70mm f/2.8 Sと同じようなサイズ
・Fnボタン
・サイズは90mm×150mm
・防塵防滴■ Nikkor Z 14-24mm f/2.8 S
・Fマウントバージョンより小型で軽量
・動画撮影に適している
・スムーズで静かなオートフォーカス 事実上、ブリージングまたはズーム時のフォーカスシフトがない
・ほとんど平面な前玉
・通常のフィルターを取り付けることができるだろう
・フィルターサイズは112mm
・ジェルフィルターを利用できる後部のフィルタースロット
・レンズにはFX用とDX用の二つの異なるフードが付属する(引用)
しかし、まあ50mm f/1.2 Sとか、ちょっと前では信じられなかった大口径レンズがバンバンでてきますね。Z 14-24mm f/2.8 Sという大三元のレンズについても、f/2.8通しよりも大口径のレンズがでてくるという噂もありますので、f/2.8通しのレンズが小三元に格落ちする可能性もありそうです。ですが、いずれにせよf/2.8通しでも結構な価格なので、アマチュアにはとても手が出せるようなレンズではなさそうなのは間違いなさそうです。
なお、Z 50mm f/1.2 Sについては、Noctの名称がつくのでは?という噂がありましたが、こちらの噂は訂正されていて、残念ながらf/1.2 S Noctという名称にはならないとみられています。やはりf/1を割らないとNoctという名称はつかないのでしょうかね?
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コメント
コメント一覧 (6件)
Z 50mm f/1.2 Sはキヤノンの RF 50mm f/1.2 よりかなり長くZ 58mm f/0.95 S に
似た大きさですね。
持ち歩きに不便を感じそうです。
レンズ構成はは15群17枚のレンズと元記事にあるがZ 58mm f/0.95 S は10群17枚なので
恐らく間違いかもしれない。
設計が Z 58mm f/0.95 S と同じ手法ならばレンズが少しは軽くなると思われるが実用的な
AF 速度は得られるのだろうか。
価格もかなり高そうで、比較されるであろう RF 50mm f/1.2 が本レンズより小型でかなり
高性能なレンズなので価格や性能が同等程度であればニコンユーザーから不満が出そうですね。
>比較されるであろう RF 50mm f/1.2 が本レンズより小型でかなり
高性能なレンズなので価格や性能が同等程度であればニコンユーザーから不満が出そうですね。
ぜんぜん。キヤノンは眼中に無いよ。f値に意味がないことはニコンユーザーは解ってるから
Zマウントのレンズはことごとくデカイ。
性能はいいかもしれないけど時代に逆行してるよね。
後、見た目が一眼レフ用レンズに下駄履かせたみたいなのがチョット・・・
言い方は悪いかもしれませんが、Fマウントのレンズ構成にコンバーター的なレンズ構成を付与して解像度を高めている様なレンズ設計では、いくらコンパクトなミラーレス一眼になろうとも、レンズはそれなりに大きくなってしまいますね、ライカMマウントのレンズにに匹敵するくらいコンパクトな単焦点レンズや、同じMマウントで発売されていたヘキサノン21・35の様なダブル焦点の交換レンズもできるはずですが?
新ミラーレスカメラシステムの核となる「Zマウント」は、光学性能を新たな次元へと引き上げる大きな可能性を秘めている、とカタログで唱うのなら、もっとカメラ本体とのマッチングが良好なコンパクトな交換レンズを希望します。
最大の『ウリ』だった筈の大口径マウントが足枷にしかなっていないのに、こんなバカでかいレンズをリリースするとは、流石Nikon(勿論、悪い意味で)。
しかもこんな『下駄履き』スタイルでは、『クラス最短』のフランジバックも宝の持ち腐れ。
既存の一眼レフ用レンズの光学設計を流用する為、Eマウント用レンズに下駄履きスタイルを採用していたSIGMA方式に肖ろうとしたんだろうけど、考えが甘過ぎますよね。
だって、出回ってるボディの数が比較にならないんだから。
そもそも軍艦部に食い込むほどの大口径マウントを採用した時点で、カメラのデザインが破綻してしまうことは分かっていた筈。
いっそLUMIX S1シリーズ並の超大型ボディを採用していれば、多少なりともハッタリも利いただろうし、デザイン的にもマトモなモノが造れた筈なのに。
…って、トータルの性能面でも既に他社に後れを取ってる今のNikonは、もはや何をやっても『ただの悪足掻き』にしか見えませんけどね。
老舗の看板に頼った商売なんて、長続きしません。
時には既存のユーザーを切り捨てるくらいのドラスティックな手も必要なんですよ。
「ついて来れねぇ奴は置いて行く!」
くらいのね。
今回のレンズのデザインも含めて、ここ数年の迷走しっ放しの状態が続けば、既存のユーザーを切り捨てるどころか、逆に三行半を突き付けられますよ。
ソニーのFE 12-24mm F2.8 GMと比べると悲しいスペック。
デカイ、重い、画角狭い。
で同じくらいの値段。