キヤノンがEOS R5用のファームウェアのアップデートをリリースすることは驚きではない。”まもなく”新ファームが登場するだろうと言われているが、日付はわからない。ほとんどのファームウェアアップデートのように、それが行われたときにリリースされる。
情報筋はEOS R5に以下の機能が追加されると主張しているが、一度のファームウェアアップデート同時に登場しないかもしれないことに注意して欲しい。
・8k録画時のCinema RAW lightオプションのサポート
・CLog 3のサポート
・録画時間制限の増加(大幅な増加は期待できない)
・様々なバグ修正これらの機能追加がすべてではないかもしれないが、情報筋はこれらの機能が最初に登場すると主張している。
(記事を一部引用して意訳しています)
まもなくEOS R5の新ファーム公開?
CanonRumorsがキヤノンの新ファームについて報告しています。
記事によれば、キヤノンが早くも新しいEOS R5のファームウェアを公開するかもしれないとしています。内容は動画に関する物が多いようですね。
そして多くの人が気になるのがEOS R5の動画録画時間の改善が行われるかどうかということではないでしょうか?噂によれば、録画時間の改善も当然ですが、ファームウェアアップデートの内容に含まれているようで、録画時間を増やすような修正があるかもしれないとしています。ただし、熱の問題をソフトウェアで改善するには限界があるでしょうから、これにより大幅に録画時間の増加は期待できないだろうとしていますね。
ご存じの通り、EOS R5の高画質動画の録画時間が実用に耐えられないといった報告が多くあがっていて、世間を騒がせています。これに対応する形になるわけですが、完全な改善というのはなかなか難しいのかな?と思いますね。
運が悪かったのは、このEOS R5が夏に発売されたことです。この暑さの中で動画を録画すれば、発熱による問題は避けられなかったはずで、その点では運が悪いとしかいいようがないように見えます。もし、冬に発売されていたら、こんなに大きく問題になることはなかったのではないか?と思います。
そして、運が良かったこととしては、東京オリンピックが中止(延期)になったことです。もちろん、これはキヤノンにとって(EOS R5にとって)という意味で、決して東京オリンピックが延期になったことを喜ぶものではありません。もし、オリンピックが開催され、無音撮影のためにEOS R5をプロフェッショナルユーザが利用していたら、この炎天下で8k動画や4k HQ動画の撮影も試していたはずで、これらの発熱に関する問題が世界に大きく発信される可能性があったかもしれない可能性が考えられます。そう考えると、来年までになんとか改善できる余地ができたというのは、運が良かったと言えるかもしれません。もっとも、この点についてはソニーのα7S IIIも同様の発熱問題を抱えていると言われており、ソニーとキヤノンの両社にとって運が良かったと言えるかもしれませんね。
EOS R5の販売再開は近いのか
以前の噂では、EOS R5は最初の出荷分だけが発売されていてそれは完売で、現在は出荷が止まっていて、次回の入荷は11月になるかもしれないという噂がありました(参考 キヤノン EOS R5の次の出荷は11月?? 発熱問題が影響しているのか)。
この記事によれば、記事が正しければ初回出荷分のあと、次回の出荷は11月になるとしています。次の入荷までに7月下旬に発売されてから実に11ヶ月も待たなければならないという状況になっている可能性があるわけですね。
そして、これはあくまで憶測ですが、キヤノンはEOS R5の次の出荷までの期間を長くすることで、その間にEOS R5に何かしらの改修を施すのではないか?という意見があるようです。ただ、これについてはクリックを誘発させるネタ記事という指摘もあり、どれが正しい情報なのかよくわからない状況になっています。
EOS R5については、当初から新型コロナウィルスの影響でサプライチェーンに問題が発生し部品の供給が滞っており、工場の稼働率もかなり低下しているのではないか?という噂もありました。そのため、最初の出荷台数はかなり少ないものになるかもしれないとされていたのも事実です。
そこで、価格.comのEOS R5の発売しているショップに関する情報を収集してみると、やはりどのショップでもEOS R5は在庫がない状況になっています。販売しているショップは皆無という状況です。
この状況がなんで発生しているのか、新型コロナウィルスの影響によりEOS R5の製造に何かしらの問題が抱えていて出荷量が足りないのか、それとも純粋にEOS R5が売れすぎで各ショップとも在庫がなくなってしまっているのか、キヤノンがEOS R5を改修したいのでわざと出荷時期を遅らせようとしているのかは、本当に様々な要因が重なってしまっているためよくわからない状況ですね。
ただ一つだけわかっているのは、価格.comで販売しているショップでは、すべてのショップでは在庫なしの状況が続いているということですね。
(記事元)https://www.canonrumors.com/canon-eos-r5-firmware-update-coming-soon-raw-light-to-be-added-cr2/
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コメント
コメント一覧 (2件)
価格COMの入荷情報のコメントから出荷はされているようですね。
造り貯めた分は最初に放出したでしょうから、出荷は少ないと思います。
今後、多く売れる見込みはないでしょうからラインの増設等、設備投資は
しないでしょう。
品不足は当分続きそうです。
噂のZ上級機は止めて、R5かR6にするかな?
悩むなぁ