垂直方向 水平方向 斜め45°方向
焦点距離 7.44 5.57 6.61
Fナンバー 4.00 2.81 3.48
半画角 90° 90° 90°
半像高 11.75 8.75 10.38
レンズ全長 100.00 100.00 100.00
BF 15.92 15.92 15.92
キヤノンがVR撮影用のレンズを開発?
キヤノンがVR用レンズと思われる特許を出願しています。
特許によれば二つのレンズを通じて、一つのセンサーに光を導いて受光させるようなレンズを開発しているようです。つまり二つのレンズで撮影した画像を一つのセンサーで保存できるというわけです。たぶんオペラグラスや双眼鏡のように二つのレンズがあり、それをカメラのマウントに装着するような形になるのでしょうね。
で、特許にもバーチャルリアリティの撮影に関して言及されているので、これは一眼レフでVR用のソフトを作成するためのレンズということが言えそうです。
フルサイズ用のVR撮影専用レンズ?
半画角や半像高から考えると、どうやらフルサイズ用の、しかもミラーレス用に開発されているレンズのようです。ということはRFマウントで利用することが想定されますね。
まず半画角が90度ということは画角は180度ということで魚眼レンズのような画像(動画)を得られるということになるのだと思います。それを一つのセンサーで受光させるので、一つの動画ファイルに二つのレンズの動画を記録できることを意味しています。これは実際にスマホなどでVR動画を閲覧した経験がある人ならわかると思いますが、右目相当と左目相当の動画を同じセンサーに記録して、再生時に特殊なグラスなどを利用してその動画を見ることで、立体的に画像を得られるというようなことを考えているのだと思われますね。
これまでのVR撮影というと小さいセンサーを利用した小型な専用のカメラを利用するか、高画質で撮影する場合には同じ撮影機器を2台用意して撮影するなど面倒でした。ところが、このレンズを利用すれば、普段利用している静止画用のカメラに取り付けるだけで、カメラ1台でかなり高画質なVR用の動画を撮影できるというところを狙っているのだと思われますね。
これを利用すると一眼カメラで動画を撮影していた動画ブロガーも簡単にVR用の動画を撮影できるということで、よりバーチャルな動画を提供できる可能性が高まるのかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (1件)
これはキヤノンが開発した自由視点カメラ用と思われます。
昨年のラグビーワールドカップで使われた自由視点カメラはキヤノンが開発した物で
すべての方向から撮り多くのデータから立体画像を作っていましたが一つのカメラで
立体画像のための距離情報も取ってしまおうとしているように思います。
こうすればカメラの台数を減らすことが出来そうです。
今年の東京オリンピックに向けて開発していると思われます。
開催は延期になりそうですが。
3Dテレビ用にも使えると思いますがテレビ自体が廃れてしまいましたね。