キヤノン 今年ミラーレス6機種発売?? 超低価格、プロ用、RFマウントAPS-Cも??

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今年はキヤノンカメラ豊作の年に?

NewCameraが今年発売される可能性のあるキヤノンのカメラについて報告しています。

記事によれば、本当に様々なカメラが発売されるようですね。上記の引用では長いので、ちょっとまとめてみます。

2020年内の噂

・EOS R6 EOS R5の低画素版モデル
・EOS R3/EOS R5s EOS R5の高解像度モデル
・EOS R7 RFマウントのAPS-C版カメラ
・EOS M60 EOS M6 Mark IIの廉価版
・EOS Kiss M Mark II EOS Kiss Mの後継
・EOS Kiss X100 廉価APS-C一眼レフ
・EOS Rm フルサイズミラーレスの廉価版

2021年以降

・EOS 5D Mark V フルサイズ一眼レフ
・EOS 6D Mark III フルサイズ一眼レフ
・EOS Kiss X11 APS-C一眼レフ

というわけで、ミラーレスを中心に怒濤の発表になる可能性がありそうですね。ミラーレスに限って言えば、今年中に6機種も発売される可能性があるとしています。こんなことあり得るのでしょうか?

気になるポイントは3つ

この記事を読んで、気になったことが3つあります。それぞれのポイントについてみてみます。

EOS R6はEOS-1D X Mark IIIのミラーレス版?

記事によれば、EOS R6の噂される仕様をみると、これはEOS-1D X Mark IIIのミラーレス版であるようだとしています。ですが、別のサイトの噂によれば、スペックを見る限りこれはEOS RPと同様の廉価版フルサイズミラーレスではないか?としています。どちらが正しいのでしょうか?

噂レベルですから確実なことは言えないわけですが、意見が分かれるのもわかります。恐らく低画素であることから考えて、この機種の可能性は3つあると思います。一つは廉価モデル。低画素センサーなので安く製造できます。もう一つは高感度タイプ。低画素にすることで高感度耐性を強くすることができるわけですね。そして最後の3つめは高連写タイプです。低画素なので、画像データの転送時間が短く済むので連写が可能になるわけです。

低画素であることをどのように解釈するかで上記のように廉価製品か、スポーツ撮影などのプロ向きカメラなのかの判断がわかれるわけですね。

個人的にはEOS R6という名前に6の数字があることから、EOS 6Dと同じようなカメラの位置づけになると思っていて、そう考えると廉価フルサイズミラーレスという可能性が高いのかな?と思います。さらにEOS-1D X Mark IIIクラスのカメラでカメラ本体肩部の液晶がないというのも考えられないですよね。

999ドル以下のフルサイズミラーレス?

記事では、フルサイズミラーレスの廉価機種であるEOS RPよりも安価なEOS Rmが予定されているとしています。そして、その価格は999ドル以下になるとしています。999ドルというと、現在のレートでは約11万円ということになります。いま現在のEOS RPの価格は最安値で12万5000円程度になりますので、初値で11万円のフルサイズミラーレスだとしたら、かなり戦略的な価格設定だと考えることができますよね。

さらに廉価なキットレンズも予定されているようですので、ダブルズームレンズキットで15万~18万という価格になるとしたら、かなり驚異的なカメラになる可能性も考えられそうです。

RFマウント採用のAPS-Cミラーレス発売か?

そして噂されている中で最も驚くのがRFマウント採用のAPS-Cですね。キヤノンはAPS-CミラーレスとしてEF-Mマウントを採用しています。EF-MマウントでAPS-Cミラーレスを発売することで、より小さなカメラ本体として発売することができます。しかし、RFマウントとの互換性がなくなってしまいます。

逆にニコンやソニーはAPS-Cとフルサイズで同一マウントですので、同じレンズをフルサイズでもミラーレスでも使い回すことが可能です。

廉価なAPS-Cミラーレスを購入する人にとっては、フルサイズミラーレス用のレンズを利用できることにメリットを見いだせないかもしれませんが、特にフルサイズやハイエンドAPS-Cミラースレを利用している人にとって、レンズを使い回すことができるということにはメリットがある場合がありますよね。

なのでハイエンドAPS-CをRFマウントで発売してフルサイズミラーレスとレンズの互換性を保つという考えはアリだと思いますね。そして、EF-Mマウントも廉価なカメラや小さいカメラを欲しい人のために残しておくというのも一つの手だと思いますし、たぶんそのほうがいいのだろうと思います。

このようにキヤノンは現在、フルサイズミラーレスの販売において、若干出遅れている印象があるわけですが、その反動でしょうか、かなり様々な種類のカメラを一気に大量に投入し、シェアを伸ばそうとしていると考えられますね。今後、どのようなカメラが発売されるのが楽しみです。

(記事元)http://thenewcamera.com/canon-upcoming-cameras-2020/

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コメント

コメント一覧 (0件)

  • 出遅れたAF一眼レフの時やEOS Mの時のようにじわり、じわりと市場を取っていこうという
    つもりはなく怒濤の勢いでひっくり返そうとしているようにみえます。
    RFレンズとEFレンズが使えるボディはどうなったんでしょうね?
    興味があります。

  • 僕はニコンユーザーなのでキヤノンの動向にはあまり詳しくないのですが、マウント取りのためにかなりの大攻勢をかけて来るんだろうということは理解しました。

    短命なレンズ交換用マウントもありましたが、多くは何十年という単位で利用されていますし、「マウント縛り」という言葉もあるように絶対的優位性をキープする上でマウント規格の普及は大切ですね。

    ただ、もはや技術的な差が近接している状況下では、昔のような独占は難しいんじゃないでしょうか。

    健全な市場形成を目指すなら、各社の規格がすべて生き残れるぐらいがちょうど良い様に思いますね。

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