軒下デジカメ情報局が、ニコンが9月4日にNikon D6に関する発表をするだろうと報告している(私は10月の予想をしていた)。これは間違いなく開発発表だと思う。以前に報告した通り、カメラは2019年末か2020年頭にリリースされるだろう。
(記事を一部意訳しています)
フラッグシップD6の発表間近
ニコンのフラッグシップと言えるNikon D6の発表が間近に迫っているようです。D6はプロフェッショナルモデルで、スポーツ撮影などに利用されています。4年に一度、オリンピックでのお披露目をするのが通例となっています。キヤノンも同時期にフラッグシップモデルを投入するので、ニコンとキヤノンの競争になっているわけですね。
ところが、今年はソニーもオリンピックにサポートチームを送り込み、プロフェッショナルカメラマンのサポートをすることを明らかにしています。ただ、これまでのニコンとキヤノンの貢献から、スペース的にはニコン、キヤノンほどの広さを得られることはないようです。
新しいD6はどのようなカメラになるのでしょうか?
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気になるスペックは?
今までの噂では、以下のようなスペックがでてきています。
・ボディ内手振れ補正を追加したことで、D6の発表が遅れた
・D6は絶対にハイブリッドカメラにはならないが、いくつかのミラーレスの機能を備えたカメラになる(例えば良いビデオ撮影機能、ボディ内手振れ補正)
・デュアルCF Expressメモリカードスロット
・0.76~0.78倍 視野率100%のビューファインダー
・新しいデュアルExpeedプロセッサ
・現在のD5よりも優れた/改良されたオートフォーカス
・WiFi内蔵
・320万画素の全面タッチスクリーン式背面液晶
・素晴らしく/改良された静音撮影モード
内容的にはミラーレスの機能をいくつか内包したカメラになるようです。まずはボディ内手振れ補正の搭載が気になるのではないでしょうか?Nikon ZシリーズではFTZマウントアダプターを利用することで、既存のFマウントレンズのレンズ内手ぶれ補正とボディ内手振れ補正が連携して動作し、さらに素晴らしい手振れ補正機能を実現しています。手振れ補正機能が優秀になれば、より絞りを絞ることができますし、シャッター速度を速くすることができます。スポーツ撮影では動体を撮影することが多くなりますので、撮影する人にとっては嬉しい機能向上かもしれませんね。
そして無音撮影モード、良いビデオ撮影機能、改良されたオートフォーカスから想像してしまうのは像面位相差センサーの搭載ですね。D6のライブビューで像面位相差センサーでの撮影ができたら面白いなと思います。
ただ気になるのはハイブリッドカメラにはならないという言葉です。何を持ってハイブリッドというのかわかりませんが、考えられるのはOVFとEVFのハイブリッド、像面センサーを搭載して半分ミラーレス化すること、海外ではハイブリッドというと動画撮影に長けているカメラのことを静止画と動画でハイブリッドということもあるようですので、これら3つのいずれかに該当するのだと思われますが、今のところまだ不明です。
まあ、いずれにせよ、あと4日ほどで発表されることになりますので期待したいところですね。ただ、すべての仕様が発表されるのか、それともZシリーズのようにティザーから始まるのかはまだ不明です。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://nikonrumors.com/2019/08/30/nikon-d6-to-be-announced-on-september-4th.aspx/
コメント
コメント一覧 (1件)
来年のオリンピックを見据えると、そろそろ正式な情報が出てくる時期かと思います。
ボディ内手ぶれ補正と像面位相差AF(瞳AF?)、RAW形式の4K動画撮影などが加わるんじゃないでしょうかね。最近の傾向として、Nikonは動画にも注力しているように思います。
加えて、いつもの堅牢性や高信頼性は揺るぎないでしょう。