キヤノンの視線入力AFの特許
キヤノンが視線入力AFに関連する特許を出願しています。どのような特許なのでしょうか?
【0002】
ユーザー(観察者)が観察面上のどの位置を観察しているかを検出する方法が提案されている。例えば、特許文献1に開示の技術では、複数の光源からの平行光束をユーザーの眼球の角膜(前眼部)へ投射し、角膜からの反射光が結像した角膜反射像と瞳孔中心との位置関係を利用して、視線が検出される。また、特許文献2の開示の技術では、角膜反射像の水平/垂直方向の座標に基づいて瞳孔円を推定し、瞳孔円の中心座標を視線検出に用いる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭61-172552号公報
【特許文献2】特開平4-347132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1または特許文献2に開示の技術では、複数の光源からユーザーの眼球までの距離が近い場合には遠い場合よりも顕著に眼画像(撮像された眼球の画像)の輝度ムラが発生してしまう。特に、接眼レンズの外に受光レンズとエリアセンサを配置する構成においてより顕著に輝度ムラが発生してしまう。
【0005】
そこで、本発明は、撮像された眼球の画像の輝度ムラを抑制することを目的とする。
特許によれば、視線入力AFで必要な眼球がどちらを向いているかを判断する画像を撮影する際に、輝度ムラが発生してしまうことを防止する特許となっているようです。
キヤノンは以前から視線入力AFを開発し導入しているわけですが、今後もカメラへの導入を目指していることが特許を出願していることからわかりますね。
AIなどによ被写体認識AFなども当初は精度が高くなかったわけですが、今では技術進歩により十分に実用的になっています。
視線入力AFも同様に少しずつ様々な改良で精度がより向上していくのだろうと思いますね。いずれエントリー機にも搭載されるときがくるのでしょうか?
さらにキヤノンの超望遠ズームの流出画像について「キヤノンのRF 200-800mm f/6.3-9の流出画像 価格情報や仕様も流出か」にて詳しくお伝え。
- キヤノンがEOS R3シリーズ継続を明言!? R1発売で存在価値ないの声も
- EOS R1、R5 Mark IIの関連アクセサリ大量に供給不足に 同時購入で供給圧迫か!?
- EOS R5 Mark IIのメインボードが公開 最新技術と冷却システムの秘密
- キヤノンのRF10-20mm F4 Lレンズの特許 他にどのような仕様を検討したのか判明
- キヤノンが決算を発表 レンズ交換式デジタルは順調に推移 増収を見込む勢い
- キヤノンの新レンズの特許 APS-C用14-30mm f/4-6.2ほか
- EOS R1、R5 Mark IIの予約開始 それぞれの売り出し価格はいくらなのか!?
- EOS R5 Mark IIで知っておくべきコトと仕様のファクトチェック
- キヤノン EOS R1、EOS R5 Mark IIの供給不足を告知
- EOS R1とEOS R3はどちらが優れ、どちらを選択するべきか
(記事元)https://ipforce.jp/patent-jp-P_A1-2023-159741
Twitterいいねとリツイートのお願い
記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
コメント