ソニーのVlogカメラの噂
ソニーの新しいVlogカメラの噂についての記事が投稿されています。どのような記事なのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
ZV-1IIは新設計の18-70mmレンズが搭載されるだろう
5月23日、ソニーは新しいVlogカメラを発表するだろう。信頼している情報筋が、以下の情報を確認した。
- カメラはZV-1 IIになる(ZV-1後継)
- 新設計の18-70mmレンズを実装(ZV-1は24-70mmだった)
- 多くのAI関連機能を搭載
- 1000ドルに近い価格と高くなるだろう
私はこれ以外の仕様についてはまだ入手していないが、新しいAI機能、新しいレンズなどが主な変化になると推測している。残りは多少の細かな改善になるはずだ(AF、画質など)。
さて、記事によれば、次にソニーから発売されるVlog向けのカメラはZV-1 Mark IIになるとしています。これはZV-1の後継になるようですが、新設計のレンズが搭載され、広角端が換算で18mmまで拡張されるようですね。
しかし1000ドルというのは結構高いですね。記事執筆時点の為替レートで約14万円になります。税金の兼ね合いがあるので単純に比較できませんが、日本での初値は約9万円でしたので、単純に引き算すると5万円の差ということになります。
クロップに必要だったかもしれない画角の広さ
新設計のズームレンズの広角側の焦点距離はVlogにはいい変更だと思いますね。自撮りのVlogの場合は、一般的に自分と背景を同時に撮影したいものです。場合によっては、複数人を背景とともにカメラで撮影したいという場面もでてきます。そうなると広角、標準レンズでは焦点距離が長すぎて、だいたい換算で18mmから20mmぐらいの焦点距離がほしくなると言われています。新レンズはこの焦点距離をいずれもカバーしているのでぴったりです。
これまでは換算で24mmスタートでしたのでちょっと焦点距離が長く、特に自撮り棒を利用しての自撮りでは難しい場面があったかもしれません。しかし広角側が伸びたとこでより撮影がしやすくなると思いますね。
またソニーのVlog向けのAI関連機能を搭載するうえでも広角側の拡張は必要だったと思います。例えば、フォーカスブリージング補正を行う場合も画角が変化しないようにする必要があるので中央をクロップする必要があります。また、被写体をクロップして追尾するオートフレーミングや、被写体を同じ場所に保持するフレーミング補正などの機能もあります。これらも被写体をクロップすることになるので、そのぶんより広角側が欲しくなると思います。
ひょっとしたらZV-1でも新ファームの提供で、オートフレーミングやフレーミング補正を実現できたかもしれません。しかし広角側が弱かったのでZV-1での機能提供は諦め、あたらく広角側を拡張したレンズにすることで実現しようということかもしれません。そう考えるとZV-1発売から時間があまり経過していないのに新しいカメラを発売する理由もわかる気がします(とはいえ3年が経過していますが)。
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コメント
コメント一覧 (2件)
別の記事で予想コメントを書きましたがやはりレンズは広角 18mm 相当始まりでしたね。
PowerShot V10 のレンズも約 18mm 相当でした。
動画向けの補正で違ってくるものではありますが
VLOG 向けレンズはおおよそこの辺りがスイートスポットみたいですね。
18-70mmになるとしたら使いやすくなりますね。
価格が上がるならZV-1 / 1Fは併売でしょうか。