ニコンからタムロンレンズのODMが発売される可能性
ニコンが再びタムロンレンズを発表する可能性があるという噂があるようです。どのようなことなのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
ニコンがロゴを付け替えたタムロンの広角ズームレンズを来週発表することを確認
ニコンがZレンズのロードマップにはない新しいレンズを来週発表することを確認することができた。
ニコンはタムロンの別の広角レンズのロゴを付け替えて発表する。
Zマウント用のレンズとして発表される可能性のあるタムロンレンズのリストから、私は以下のレンズのなかの1本が発表されるのが恐らく最も可能性の高いシナリオだと考えている。
- TAMRON 17-28mm f/2.8 Di III RXD
- TAMRON 11-20mm f/2.8 Di III-A RXD
- TAMRON 20-40mm f/2.8 Di III VXD
ニコンからはすでにNIKKOR Z 28-75mm f/2.8があり(タムロンレンズにニコンのロゴを付けた最初のZマウントレンズ)、恐らく来週にはNIKKOR Z 17-28mm f/2.8が登場するかもしれないが、このレンズの焦点距離は既存の14-24mm Zマウントレンズに非常に近すぎる。最もよい選択肢は恐らくNIKKOR Z 20-40mm f/2.8ではないか。どう思う?
公式発表は月曜日または火曜日の夜に予想される。さらなる詳細情報については期待してほしい。もちろん、これらは複数の情報筋から得られたもので、一部の情報は間違っている可能性もある。
まず、これだけの噂ではいまいちよくわからない人もいるかもしれないのでちょっと解説です。
ニコンはNIKKOR Z 28-75mm f/2.8という、タムロンがEマウント向けなどに発売していたレンズを、ニコンブランドとして発売しています。さらに、このレンズの発売後に、このレンズとは別に、タムロンはタムロンブランドで、70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDというレンズをZマウント用に発表しています。時系列的には28-75mmが先で70-300mmが後です。
つまり、タムロンはZマウント用のレンズとして、あるレンズはニコンブランドで、そして別のレンズはタムロンブランドで販売するという奇妙な状況になってしまっています。
タムロンがタムロンブランドでZマウント用レンズを発売しましたので、今後のレンズはすべてタムロンレンズとして発売することになると思われてきましたが、ここにきてタムロンレンズをニコンブランドで発売するという噂がでてきたため、ちょっと驚きの状況になっているというのが、この噂の注目すべきところの一つです。
契約形態の違い?
タムロンレンズをニコンブランドで販売する場合、恐らくニコンがタムロンに料金を支払い様々な部品を買い付けて(製造がどちらの工場なのかは関係なく)、それに部品価格にニコンの取り分を乗っける形で販売するのだろうと思います。
そしたてムロンがタムロンレンズとしてZマウント用レンズを発売する場合、この場合ニコンとのライセンス契約を結ぶ必要がありますので、恐らくですが一定のロイヤルティをニコンに支払うという形になっている可能性が高いのではないかと思います。
購入するほうからすれば、どちらもニコンのお墨付きがあるのでAFの動作などにも問題ないはずで、どっちでもいいと考えると思いますが、どうしてこのような形態になっているのでしょうか?
完全に憶測ですがニコンブランドとして発売する場合、そのレンズの品質に関してニコンのお墨付きがあるわけですので、ニコンが設定している一定の品質以上でないと発売できない可能性というのもあると思いますし、ニコンが自社のレンズラインナップとして欲しいレンズだけをタムロンにお願いしてニコンブランドとして発売している可能性もあると思います。
また、タムロンはタムロンが最新設計のレンズを発売し、ニコンはタムロンの旧設計のレンズをニコンブランドで発売するという棲み分けをしている可能性もあるのではないのかなと思いますね。
さて、タムロンレンズは再びニコンのロゴをつけて発売されるのでしょうか?そしてなぜニコンブランドになるのでしょうか。きなり気になる記事でした。
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