キヤノン 2本のRF-Sレンズを発売する?
キヤノンはAPS-C R7カメラを2本のRF-Sレンズとともに実際に発売する予定?
複数の信頼できる情報筋から、キヤノンはEOS RFとともに2本のRF-Sレンズを今年に発売する計画である聞いている。
現在のところ、それがどのようなレンズになるのかわからないが、しかしRF 18-45mm f/4-5.6 IS STMがロードマップ上にあることをかなり前から知っており、これがRF-Sレンズなのだろうか?
過去のキヤノンの噂では、RF-Sレンズはあまり意味がないという意見があったが、それがいつも正しいとは限らない。興味深いデザインや筐体があれば、RFマウントのラインナップへの良い追加になるに違いない。
CanonRumors
先日お伝えしたEOS R7についての続報です。アイキャッチ画像はEOS 7D Mark IIです。先日はEOS R7についての噂についてお伝えしました。仕様などの噂もありますので、詳しくはこちらからどうぞ。
今回の噂は、そのEOS R7とともに2本のRF-Sレンズ(APS-Cセンサー用のRFマウントレンズ)が発売されるかもしれないという噂があるようです。まあ、EOS R7というAPS-Cセンサーのカメラが投入されるとしたら、キットレンズ程度は作るでしょうから、たぶんキットレンズになる可能性が高いのではないかと思います。
どうなるRF-Sのレンズラインナップ
いま考えるとRFレンズのラインナップはかなり絶妙のラインナップになっていることがわかります。
例えば、RF16mm F2.8はEOS R7で利用すれば、24mmで使えますし、35mm F1.8 MACROは換算50mmとしても、標準マクロとしても利用可能です。50mmf/1.8は75mmとして85mmに近い焦点距離ですし、85mm f/2 MACROも約130mmという望遠マクロとして利用可能です。マクロレンズというと100mmのマクロが一般的ですが、130mmでもぎりぎりokではないかと思います。あとは24mm相当の廉価なフルサイズ用単焦点があればAPS-Cでは35mmというレンズとして利用できますので、単焦点のラインナップはほぼ完成です。
そうなると発売される2本のレンズはどのようなレンズになるのでしょうか?
■ 可能性1 標準ズームと望遠ズーム
この組み合わせは最も一般的な組み合わせで、恐らくキットレンズとして開発されたレンズということになると思います。この噂によれば、この2本のレンズのうち1本はRF 18-45mm f/4-5.6 IS STMかもしれないとしていて、これであればEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMと同等の製品として発売されることになるだろうと思います。
そうすると、もう1本はEF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STMのRFマウントバージョンとして発売されるのでしょうか?しかし、APS-Cフラッグシップに廉価なキットレンズを設定するのはどうなのか?という逆の意見もあるかもしれません。
■ 可能性2 標準ズームと広角ズーム
APS-Cはセンサーサイズが小さいのでクロップされた状態になり、1.5倍ほど焦点距離が長くなります。そして広角側の焦点距離1mmの違いは、望遠よりも非常に画角に大きな差がでてくるので、どうしてもAPS-C用の広角ズームは欲しくなってくるのではないかと思いますね。そうなると、広角ズームと標準ズームを用意して、あとはRFレンズの中から適当なレンズを選択するということによれば、多くの用途で事足りそうです。
いろいろ妄想で要望するときりがないのですが、広角から望遠までの超望遠ズームなどにも期待したいところです。しかしAPS-Cのフラッグシップモデルとなると思いますので、便利ズームにどれだけの需要があるのかといったことを見極めてからの発売になるのではないかと思います。
そしてEF-Mマウントはどうなるのか?というのも気になるところですが、RFマウントは十分に大きくカメラそのものを小さくできないので、EF-MマウントのEOS Kiss Mなども、少しの改良版だけを発売しつつ残されるだろうと思いますね。
さて、ちょっと情報がいろいろでてきて騒がしくなってきましたが、年末あたりは本当に楽しみになりそうです。
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コメント
コメント一覧 (3件)
過去にCRがなぜRF-Sが出ないと言っていたのが一番の謎ですが、それはさておき、なかなか難しいのは確かですよね。Kiss(Rebel)系を出すのかどうか、本当にAPS-Cフラッグシップが出るのかどうかにもよりますし、対抗として、フジ&OMDSをどの程度、念頭に置くのか。タムロンのAPS-Cのラインナップもそろってきていますし。フラッグシップを出すなら、OM-1に対抗して12.5-125mmが妄想として出てきますが、90Dクラスなら17-170mm辺りを期待したいです。そして超広角系としては、10-28mm辺りでどうでしょうか。
RFでAPS-Cのフルラインナップをやるとはどうにも思えず、やはりフラッグシップのR7だけ出して、買い切り(パパママなど)はEF-Mに任せる気がするんですよね……
2桁DやKissのRF版を先に出しても、結局7D2後継にはならず声が止まないと思います。90Dでは満足できない層でしょうし。
レンズは別記事にも書きましたが、不足する広角域を補う広角ズーム、高倍率ズームと予想します。標準域以上は24-105や100-400などフルサイズ用の共用で十分そうなので。
7D2のキットも片方はEF24-70mm F4Lでしたから、R7のキットはRF24-105mm F4Lのみで十分な気がします。
あと気になるのは、センサーサイズが1.6倍維持なのか、思い切って1.5倍に変えるのかですかね。
ただ、望遠への強みや、RFフルサイズ機のクロップ設定との統一を考えれば、1.6倍を維持でしょうか。
管理人さんの記載は1.5倍前提ですが、1.6倍だと広角がやはり不足気味(RF16mmが25.6mmになる)かなとは思います。
R7が7Dのミラーレス版だとすると7Dを買うような人は廉価なキットレンズなどは必要ないでしょうから、EF-Sでいう10-22mmの広角ズームや17-55mmのF2.8通し標準ズームが同時発表の2本?
望遠ズームはRFでは既に並レンズの100-400mmやLレンズの100-500mmもありますし、単焦点も色々あるので22mmか24mmのAPS-C用パンケイクレンズくらいは出すかもしれませんね。
しかしRF-Sレンズまで展開するとEF/EF-S/EF-M/RFと合わせて5マウント分のレンズ展開するようなものですが、EF/EF-Sは店仕舞いに向かうとしてEF-MとRF-Sは食い合いそうなので徐々にRF-SでAPS-Cを展開していき、EF-MユーザーをRF-Sへ移行させRFマウント1本にするのでしょうか。
EF-MはM6 II後継機の噂もなくレンズも2018年9月に出た32mm F1.4以降出てないのでEF-Mも店仕舞いの方向で、キヤノンもソニーやニコンと同じく1マウント (RF) でフルサイズとAPS-Cをやる方向性なのでしょうか?