シグマの冷却システムの特許
・130 イメージセンサー
・140 基盤
・144 熱伝導部材
・220 背面カバー(ヒートシンク)
・210 背面液晶カバー
・211 背面液晶
・223、224 開口部(当サイトによる解釈です)
シグマがカメラの基盤冷却に関する特許を出願しています(アイキャッチ画像はシグマのカメラのイメージ画像です)。特許によれば、イメージセンサーやイメージプロセッサ、メモリ等を効率よく冷却できる仕組みになってるそうです。
仕組みとしては、イメージプロセッサ(141)やメモリに取り付けられた熱伝導部材(144)を通じて、ヒートシンクを兼ねた背面カバー(210)に熱を移動させ、そして外部に放出するという仕組みになっているようです。
さらに開口部(223、224)を設定することで、したから入った空気が暖められて上昇し上側から抜けることで、さらに放熱をしやすくしているようです。
開口部がキモ?
カメラに開口部を設定すると、そこから水や砂などが入ってくることが心配になります。カメラは精密機器なので、できるだけ防塵防滴になっているのが好ましいです。この特許はLCDの裏側にヒートシンク状の背面カバーを設置して、LCDとの間に隙間を作ることで、防塵防滴性能を満たしながらも空気を流入させることができ、より冷却効率が高まるというのが、この特許の一番のキモなのではないかと思いますね。
この特許を利用すると、いままでLCDがあった部分や、操作部があったところ全面にヒートシンクを設定できるのでかなり冷却には有利になるのではないかと思います。
そして、この特許ですが恐らくSIGMA fpに搭載されている仕組みではないかと思いますね。そしてセンサーの画素数が多くなると発熱もしやすくなりますのでFoveonセンサーの冷却も考えられていると思います。
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