RX10V レビュー
要約
2017年にRX10 IVをレビューした際、私はこれをこの種のカメラとして史上最高のモデルだと評価した。当時は、それがこれほど長い間その座を守り続けるとは思いもしなかった。しかし今や、その王座はRX10 Vによって完全に奪われた。
私は発売前に新モデルを徹底的に使う機会を得たが、これは驚くほど高性能なカメラだ。特に、刷新されたデザインとオートフォーカスシステムによって、野生動物やアクション撮影向けの本格的な選択肢としての価値が大きく高まっている。しかし、それだけでなく、街並み、風景、さらには接写まで、あらゆる撮影をこなすことができる。
重要なのは、同じレンズとセンサーを使っているにもかかわらず、実際の使用においてRX10 Vは前モデルより劇的に優れたカメラになっているということだ。これは、RX10 IVを非常に気に入り、高く評価したレビューを書いた私自身が言っている。A7シリーズに似たボディは大きな進歩であり、ジョイスティック、AF-Onボタン、大型で握りやすいグリップを備えている。同様に、被写体認識機能の追加によって、ズーム望遠端で撮影するほぼあらゆる被写体に対する性能が大きく向上している。そして大型化されたバッテリーのおかげで、バッテリー切れを心配する必要もほとんどない。
1インチセンサー搭載カメラとしてはRX10 Vは大きすぎるし高すぎる、と言う人はきっと多いだろう。価格については私も理解できる。2300ドル/2200ポンドは確かに大金だ。しかし、同じ24-600mmの焦点距離をカバーする交換レンズシステムを組もうとすれば、少なくとも2本以上のレンズを持ち運ぶ必要があり、それらは重量もコストもかなり大きくなるだろう。一方で、現在市場にある他のネオ一眼カメラはすべてもっと小さなセンサーを採用しているため、画質面でRX10 Vに匹敵することはできない。
もちろん、いくつか注意点もある。急いで撮影したいときには、電源投入時間が非常に長く感じられることがあるし、チルトのみ対応のモニターは時代遅れだ。また、比較的小さなセンサーを搭載しているため、このカメラは曇天や低照度環境よりも、明るく晴れた日にこそ真価を発揮する。
それでも、複数のレンズを持ち運ぶことなく、ほぼあらゆる撮影をこなせるオールインワンの高倍率ズームカメラを求めているなら、Sony RX10 Vは現時点で群を抜いた選択肢である。
長所
- 非常に汎用性の高いレンズを搭載しており、ほぼあらゆる被写体に対応可能
- 被写体認識AFが非常に効果的
- 大容量バッファを備えた超高速連写性能
- A7シリーズに近い馴染みのある操作系とハンドリング
- 優れた電子ビューファインダー
- 防塵・防滴仕様の堅牢な構造
短所
- 電源投入から撮影可能になるまで少なくとも数秒かかる
- 液晶モニターは上下チルトのみで、バリアングルではない
- センサーサイズの制約により、画質はどうしても大型センサー搭載機には及ばない
史上最高のネオ一眼カメラ
ソニーのネオ一眼スタイルのデジタルカメラであるRX10VのレビューをAmateurPhotographerが公開しています。上記はまとめ部分を引用したもので、より詳細なレビューや作例がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
ソニーRX10 Vは、オールインワン型ブリッジカメラとして非常に高い完成度を備えたモデルとして評価されています。レビューでは、24-600mm相当の広い撮影範囲を持つレンズと高速性能を組み合わせることで、風景からスポーツ、野生動物まで幅広い撮影ジャンルに対応できる万能性が大きな魅力として紹介されています。
特に高く評価されているのがオートフォーカス性能です。被写体認識機能によって人物や動物、鳥、昆虫、乗り物などを検出でき、動きの速い被写体でも高い追従性能を発揮するとされています。航空機や野生動物の撮影でも、多くのカットでピントを維持できた点が評価されており、これまでのRX10シリーズから大きく進化した部分として挙げられていますね。
また、最大30コマ/秒の高速連写性能と大容量バッファーも特徴で、一瞬の動きを逃したくない撮影に適した性能を備えているとのことです。操作面ではαシリーズのミラーレスカメラに近いボタン配置やジョイスティック、AF-ONボタンの採用により、本格的な撮影にも対応できる操作性を実現していると評価されています。
一方で、画質については1インチセンサーというサイズの制約があり、大型センサー搭載カメラと比較すると限界があるとされています。また、上下方向のみのチルト液晶や、約2300ドルという高価格も注意点として挙げられています。
交換レンズを複数持ち歩かずに広角から超望遠までカバーでき、高性能AFと高速連写を利用できる点は大きな魅力となっている様子がわかりますね。。現在購入できるブリッジカメラの中でも特別な存在であり、幅広い撮影を1台で楽しみたいユーザーにとって非常に魅力的な選択肢になるモデルということになりそうです。
| 項目 | レビュー内容 |
|---|---|
| 製品品質 | 防塵防滴に配慮された堅牢なボディで、ブリッジカメラとしては非常に高い完成度。αシリーズのような本格的な操作系を備え、単なる高倍率ズーム機ではなく本格撮影向けのカメラとして仕上げられている |
| 静止画の画質 | 2000万画素の1インチセンサーによる画質は同クラスとして優秀。色再現も改善されている一方、大型センサーと比較すると高感度性能や細部描写では限界がある |
| AF性能 | AIベースの被写体認識AFが大きな進化点。人物、動物、鳥、昆虫、車両、航空機などを認識して追尾でき、高速で移動する航空機や野生動物でも高い精度でピントを維持できる |
| 連射性能 | 電子シャッターで最大30コマ/秒、メカシャッターで10コマ/秒の高速連写に対応。大容量バッファーによりRAW+JPEGでも大量撮影が可能で、動体撮影で決定的瞬間を狙いやすい性能 |
| レンズの歪曲収差 | レンズ自体はRX10 IVと同じ設計で、広角側では樽型歪曲、望遠側では糸巻き型歪曲が発生するが、カメラ内のデジタル補正によって24-600mm相当の使いやすい画角を実現 |
| レンズのデジタル補正 | 焦点距離表示にはソフトウェア補正後の結果が含まれており、望遠側の糸巻き型歪曲補正ではわずかなクロップ、広角側では樽型歪曲補正が行われる仕組み |
| レンズの周辺減光 | レビューなし |
| レンズの色収差 | レビューなし |
| レンズのボケの描写 | 1インチセンサーと24-600mm相当ズームの組み合わせにより幅広い撮影が可能。ただしフルサイズ機のような大きなボケ表現には不利 |
| レンズの逆光耐性 | レビューなし |
| フォーカスブリージング | レビューなし |
| 手振れ補正 | 動画撮影ではActive手ブレ補正に対応し、手持ち撮影時の安定した映像制作をサポート。長い望遠域でも動画撮影を行いやすい設計 |
| 操作性 | α7シリーズに近いボタン配置や操作体系へ変更。ジョイスティックによるAFエリア移動、AF-ONボタン追加、3つのレンズリングなどにより、動体撮影時の操作性が大きく向上 |
| EVF | 色、露出、被写界深度を確認しやすく、電子水準器やライブヒストグラム表示にも対応した非常に評価の高いファインダー |
| 背面液晶 | タッチ操作は強化されたものの、上下チルトのみの可動方式で、縦位置撮影や自由なアングル撮影では制限がある |
| 重量 | コンパクトデジタルカメラとしては重量級だが、600mm相当までカバーするレンズ一体型カメラとして考えると合理的なサイズ |
| バッテリー | NP-FZ100バッテリーを採用し、実用的な長時間撮影が可能。レビューでは数百枚単位の撮影でも残量低下が少なく、連写撮影でも高い持続力を発揮 |
| 記録メディア | CFexpress Type Aには非対応で、高速連写性能を最大限活用するには書込速度の速いSDカードが推奨される |
| サイズ・重量 | 大型ズーム搭載ながら、交換レンズを複数持ち歩くより軽量なシステムとして評価されている |
| 価格 | 2300ドル/2200ポンドというブリッジカメラとして非常に高価な価格設定。ただし24-600mm相当ズーム、高性能AF、高速連写を1台で実現できる代替機が少ない点が評価されている |
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RX10V 主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| センサーサイズ | 1.0型(13.2mm×8.8mm)Exmor RS CMOSセンサー |
| 有効画素数 | 静止画時 最大約2010万画素、動画時 最大約1680万画素 |
| レンズの焦点距離とF値 | f=9.1-210mm、F2.4-4.0 |
| フルサイズ換算の焦点距離 | 24-600mm相当 |
| 連射性能(メカ) | 記述なし |
| 連射性能(電子) | Hi+時 最高約30コマ/秒 |
| 動画フォーマット(最大) | XAVC HS 4K、3840×2160、4:2:2 10bit、119.88p、280Mbps |
| フォーカス方式 | ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式) |
| 測距点数(静止画) | 最大575点(位相差AF) |
| 測距点数(動画) | 最大575点(位相差AF) |
| 被写体認識対象(静止画) | オート、人物、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機 |
| ISO感度 | 静止画:ISO100-12800(拡張ISO64)、動画:ISO100-12800相当 |
| ファインダー形式 | 0.5型電子ビューファインダー(Quad-VGA OLED)、約368.64万ドット |
| 背面液晶 | 3.0型、約162万ドット、チルト式(上約78°/下約48°)、タッチパネル対応 |
| シャッター方式 | メカシャッター/電子シャッター |
| シャッター速度 | 静止画撮影時(メカ): F2.4 – F7.1: 1/1000 – 30秒、バルブ、F8.0 – : 1/2000 – 30秒、バルブ 静止画撮影時(電子): 1/16000-30 秒 |
| 手振れ補正の有無 | あり(光学式) |
| 手振れ補正効果 | 記述なし |
| ワイヤレスLAN | Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac、2.4GHz/5GHz) |
| Bluetooth | Bluetooth Ver.5.0 |
| マイク端子 | 3.5mmステレオミニジャック |
| ヘッドホン端子 | 3.5mmステレオミニジャック |
| USB端子 | USB Type-C(USB 3.2、10Gbps)、マルチ/マイクロUSB端子 |
| 質量 | 約1111g |
| サイズ | 約136.4×94.5×151.3mm |



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