(記事を一部引用して意訳しています)
α7CのDxOMarkスコアが公開
DxOMarkがα7Cのセンサースコアを公開しています。画像クリックで拡大します。
数値をみると、ほぼ同じような数値が並んでいますね。ソニーのα7 IIIとα7Cとα9 II、パナソニックのDC-S1、Nikon Z 6はどれもソニーの裏面照射型のセンサーを利用していて、細かな形式は異なるかもしれませんが画素数も約2420万画素とほぼ同じ画素数のセンサーということで、これらの機種は各スコアでほとんど同等の数値がでていることが特徴的ですね。
全体スコアをみると、キヤノン以外のこれらのセンサーでは、概ね93~96とほぼ同じスコアになっています。ポートレート(色深度)についても、25.0~25.3付近とほぼ変わらない感じですね。ただスポーツ(ローライトISO)に関しては、結構ばらばらで、α7 IIIでは3730なのにα7Cでは3407にとどまっているのが特徴になるようです。ちなみにソニーセンサーを利用していても、ニコンはなぜかこのスポーツのスコアがいつも低いのですよね。イメージプロセッサによる処理能力が影響しているのでしょうか?
キヤノン製センサーとの比較
DxOMark値は画素数が多いほうがスコアが高くなる傾向があります。なので約2400万画素のソニー、ニコン、パナソニックのカメラと、画素数がかなり多いEOS R5とは同じようなスコアですが、直接的には比較できない関係にあります。DxOMarkはEOS R5とα7Cの差はほとんどないが、ノイズレベル(スポーツ)の項目には明らかな違いがあるとしていますね。
数値が近いのはEOS R6ですが、こちらも約2000万画素で、400万画素の差があるので直接的な比較は難しいですが、それでも全体スコアで3スコアの違いがあり、これは1/3段ぶんに相当する違いだとしています。
ですが、このあたりはもうほとんどベンチマークをとってみて初めてわかるレベルで、実際に撮影して見比べてわかるというようなものではないですし、その他の要因が働いたりしてほとんど無視できるレベルだと思いますね。それより自分の好きな機能が高い性能だったり、持ちやすさや使い勝手がよかったりなど、別の観点から購入を検討したほうがいいレベルの違いだと思います。
(記事元)https://www.dxomark.com/sony-a7c-sensor-review-full-frame-goodness-in-a-compact-body/
[template id=”4241″]
コメント