■ よいところ
・優れた全体的な画像品質
・快適なエルゴノミクス
・設定がほとんど必要ない印象的なオートフォーカス性能
・深いビデオ機能
・素晴らしい全体的なビデオ品質
・高解像度なEVFとバリアングル液晶
・ビデオと電子シャッターモードのとても早いセンサー読み出し
・優れてボディ内手振れ補正
・速い連写速度
・CFExpressとUHS-II SDメモリのデュアルメモリカードスロット
・カメラでのUSB充電。だが、まだ専用の充電器が含まれている
・優れたHDRTV対応の動画と写真モード■ 悪いところ
・最高のビデオ品質が必要な人にとって熱が蓄積するのは問題になる
・20fpsの電子シャッターはいくらかダイナミックレンジが低くなる
・RAWに適用されないノイズリダクションモードがない
・完全に最高の結果が必要なときには、オートフォーカス設定が複雑になる
・カスタマイズのオプションは競合製品と比較して少し限られるキヤノンEOS R5はポートレート撮影、イベント撮影、ウェディング撮影、スポーツ撮影、家族写真などあらゆる種類のカメラマンに最適だ。キヤノンがカメラの完全なビデオ能力を約束したことに少しがっかりしたが、しかしそれでも多くのユーザにとって、あなたが撮影したいと思うほとんどすべての優れたビデオクリップを得るための最高の選択肢だ。常に最高のビデオ品質を求めるパワーユーザには適していないが、一方で、EOS R5は高品質のフルサイズミラーレスカメラを探している人にとっては素晴らしい選択肢だ。
(記事を一部引用して意訳しています)
EOS R5レビュー
DPREVIEWがキヤノンのEOS R5のレビューを掲載しています。記事はサンプル画像を含め、多くのレビューが記載されていますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、EOS R5はどのようなシチュエーションでもほとんど対応できる素晴らしいカメラだとしていますね。写真の性能もいいということですが、動画の性能も素晴らしいとしています。それでいて悪いところはほとんどないようで、重箱のすみをつつくような指摘となっていますね。
ただやはり大きく取り上げられているのは、ビデオ能力に関してです。日本ではミラーレスでビデオを撮影するという人は少ないらしく、ビデオ性能に関する要求はあまり高いものではありません。ですが、海外では一眼レフやミラーレスを利用して動画を撮影することは、日本と異なりかなり一般的になっているようで、ビデオ能力はかなり重要視される傾向があるようです。
そのためティザー広告とはいえ8k録画対応を告知してしまったことは、個人的には失敗だったのではないのかな?と思いますね。もし、ピクセルピニングによる4k 60pか4k 30pまでの対応をうたっていて、時間制限はあるが8k録画もオプション選択として可能というような宣伝にしておけば、ここまで問題にはならなかったと思います。8k録画対応としてしまったことで、無制限に8k録画が可能だと理解してしまう人がでてくるのは当然で、あとから時間制限がありましたとなると、ネガティブに受け取る人も多くなってしまうのかな?と思いますね。
そしてその問題以外については、ほぼ問題がないようでフルサイズミラーレスで遅れをとったキヤノンの渾身の製品ということで、売れていてのも理解できますよね。
問題は製品の供給に遅れがでていることですが、既存のキヤノンユーザがEOS R5を待ちきれずに他社の製品を購入する可能性は低いと思うので、恐らく特に問題はないのかな?と思いますが、新規ユーザの機会損失になっているのは間違いないと思いますので、そのあたりはちょっと残念かもしれません。
(記事元)https://www.dpreview.com/reviews/canon-eos-r5-review/
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コメント
コメント一覧 (2件)
>8k録画もオプションで可能
R5の8Kはオプションではありませんよ。標準搭載です。
なぜ標準搭載されている機能をオプション扱いにしなければならないのでしょうか?
ご指摘ありがとうございます。
英語ではoptionには選択肢、選択できるものという意味があり、和訳していた流れからオプションと記述してしまいました。
確かに日本語では、何かしらの追加した装備や製品が必要かと思われかねない表現ですね。早速訂正いたしました。
ここに訂正してお詫び申し上げます。
今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます。
このたびはご指摘ありがとうございました。