一番、気になったのはAFの挙動だ。暗所……いや、暗所とは呼ばないであろうちょっぴり薄暗い状況で早くもAF動作時のゲインアップが目につき始め、同時にAFスピードが目に見えて遅くなることに驚かされた。AFが暗さや低コントラストに対し弱音を吐くに至る閾値が異様に低い感じなのだ。え? この薄暗さでもうダメなの? という感じ。
要するに、ローライトAF(デフォルトでオンになっている。AF-S時に作動)の発動タイミングがやたらに早いってこと。
しかも、そのような多大な違和感を感じさせてまで真剣に一生懸命ピントを合わせてくれようとしているのに、ローライトAFが動作しているときは結局ピントが合わせられずに終わることが多いというトホホな現実も。
いやはや、少しばかり暗い場所で撮ろうとしているだけなのに、まさかここまで負の連鎖を感じることになるとは……。本当に暗いところではもちろん、普通の蛍光灯照明がある室内でもスムーズに撮れないことがあるというのは、初心者に優しいとは言い難く、ベテラン陣にも納得は得にくいのではないだろうか。高感度画質も1世代前の味わいだし。
(記事を一部引用しています)
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/a6920e1964168163a597c5f24378ef2b7f8e00bf
Nikon Z 5レビュー
マイナビニュースがNikon Z 5のレビューを掲載しています。
記事によれば機能的にはNikon Z 6とほぼ同じで、かなり廉価になっているNikon Z 5ですが、廉価にしたことも影響しているのでしょうか?暗所でのAF性能に問題があるのかもしれないとしています。
レビューではレンズが影響している可能性もあるが、暗所とは呼べない場所ではローライトAFが動作して、そのおかげでAFの動作が遅くなり、それでフォーカスがあえばいいのですが最終的にピントが合わずに終わることも多いとしています。
ただし、その理由はNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRというレンズを利用していたからである可能性があるともしていますね。キットレンズのNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3を利用しているときには、このようなことは気にならなかったとしています。どちらもf/4-6.3というレンズでしたのでf値の大きなレンズということは共通なわけですが、何が影響してそのようなことになってしまうのですかね?気になります。
裏面照射型ではない影響か?
どうやらこのような状況になってしまうのは、Nikon Z 5が裏面照射型センサーを採用していない可能性も考えられるようです。Nikon Z 5を廉価に発売するために、裏面照射型センサーではないセンサーを採用しているようで、そのために暗所でのAF性能に問題がでているということも考えられるようですね。
そしてレビュー記事では高感度の画質の1世代ぐらい前の画質だとしています。高感度ということは、もちろんISO値を高くして暗所で撮影したときの画質だと思いますが、そのようなことが本当にあるのだとしたら少し心配になってしまいますよね。
かなりの暗所での画質はともかく、暗所とは言えないように思える場所でのAF性能について言及されていることは少し気になりますよね。レンズが関係しているのか、それともそもそものカメラとしての性能なのか、他のレビューが気になります。
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コメント
コメント一覧 (1件)
この問題は価格コムでも暗所でのAFが良くないと話が出ていました。
Z50よりも劣るそうですがZ50もZ5と同様、裏面照射型センサーでは有りません。
なので裏面照射でない事による結果とも思えません。
ニコンは測距に不利な絞り込み測距でレンズによって挙動も変わるようですので
ファームウェアで改善されればいいですね。
ちなみにキヤノンは開放測距、ソニーは機種によって異なりα9等は測距時に
開放近くまで絞りが開きα7系は絞り込まれる量が多いですね。