新しいEOS R5は、現在のほとんどのすべての機能を実装したキヤノンのカメラで、4500万画素センサー、8k動画を組み合わされた、最先端のミラーレス技術がもたらす市場で最もパワフルなカメラの一つとなっている。
ただしいくつかの注目すべき制限があり、最も注目すべきなのは、大々的に報じられた8kビデオモードで、それはいくつかの重症なオーバーヒート問題を抱えていることに苦しんでいた。もし、少しの短い8k動画をときおり撮影したいだけなら問題はないが、複数の動画を続けて撮影したり、20分間の長さの撮影をすると、十分に冷却されるようになるまで、ほとんど完全に動作しなくなる。4kのハイフレームレートの撮影もオーバーヒートを引き起こす。
EOS R5の一連の機能は綿密に練られたもので、新しいオートフォーカス、ボディ内手振れ補正、連写性能は特に称賛に値する。5シリーズの一眼レフや、以前のミラーレスカメラの両方が提供し、成し遂げることができたものを超えて総合的にEOS R5に移植しているが、EOS R6はほぼ同じ機能を共有していることに注目することが重要だ。
まとめると、EOS R5はカメラマンにとってベストなオールラウンドミラーレスカメラだが、オーバーヒート問題が話題になったおかげで、カジュアルなビデオグラファー以外のユーザの注目を失ってしまった。
(記事を一部引用して意訳しています)
EOS R5は最もパワフルなカメラ
PhotographyBlogがEOS R5のレビューを掲載しています。記事元ではサンプル画像を含め、実際に使用してみた感想などが多く記述されていますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
記事ではEOS R5のレビューが掲載されています。記事によれば、ボディ内手振れ補正は非常に強力で、グリップが深いので持ちやすく、さらに20コマ/秒の連写性能は素晴らしいとしていますね。そして4k 30pではオーバーヒートなしに連続で撮影することができるとしています。
また画質に関しては低照度でも非常にAFが機能して、かなり暗い場所でもAFに成功するとしています。
オーバーヒート問題だけが懸念材料か
記事では、様々な最先端の機能が詰め込まれている、すべての撮影に対応できるオールラウンダーのカメラとして評価されています。確かに価格も高価ですが、それに見合うだけの性能が詰め込まれているというのも事実だと思いますね。
ですが、動画機能においてオーバーヒート問題があることで、ビデオブロガーの注目を失ってしまったとしています。
実際に、日本以外、特にアメリカでは一眼レフ、ミラーレスなどのカメラで動画を撮影する人ってかなり多いようなのですよね。なので、動画も撮影できる機能というのがかなり重要視されているようです。だからEOS R5の発熱問題が海外サイトで広まるなかで、日本での販売ランキングでEOS R5が1位を獲得したことに関して、驚きをもって伝えていたサイトもありました。
この背景には、海外、特にアメリカでは動画撮影の需要が高いのに対して、日本では静止画撮影のほうの需要が高いという側面があるのかな?と感じています。確かにスチル撮影目的であれば、動画を撮影する頻度は少ないので、オーバーヒートの問題などは関係ありません。なので、そのあたりのカメラの機能に対する期待の差が、海外と日本ではかなり違うのではないのかな?という印象を持っています。
ですが動画の撮影も4k 30pでは問題ないわけですので、このあたりは他のカメラと同様です。8k動画や、全画素読み出しのオーバーサンプリングによる4k動画などだけにオーバーヒートの問題があるようですが、その部分については最初から発熱による録画制限があると、ティザー広告が発表された時点で明記されていたら、こんなに大騒ぎになったりはしなかったとおもいます。
(記事元)https://www.photographyblog.com/reviews/canon_eos_r5_review
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