カメラで数コマ撮影したあとにEOS-1D X Mark IIIがスリープするという、いくつかのレポートがある。ビューファインダーからフォーカスポイントとカメラ情報が消え、カメラが短い間、操作不可能になる。
https://www.youtube.com/watch?v=VveFSpwhlvo
DPreviewの掲示板でもこれと同じいくつかの報告をみることができる。
他にも、カメラが突然センサークリーニングモードになり、再起動するという報告もあがっている。
CanonRumorsの読者であるHamilton氏は、問題のビデオを送ってくれた。
キヤノンがこれらの心配に対してすばやく対処することを期待したい。
(記事を一部引用して意訳しています)
EOS-1D X Mark IIIにフリーズする問題?
CanonRumorsがEOS-1D X Mark IIIに関する記事を報告しています。
記事によれば、EOS-1D X Mark IIIで数枚ほど連写したあとに、ファインダー内の表示が消え、一時的にフリーズし、復活するという現象が起きているとしています。
実際に動画をみてみると、数秒ほど連写しただけで撮影が止まり、ファインダー中央のAFポイントやファインダー下の撮影枚数などのインジケータの表示がなくなり、数秒すると再び表示されるようなことが起こっています。一時的に問題が生じてリスタートしているように思えますね。
何が原因か?
連写している枚数はたいしたことのない数に見えますので、もしこのような問題がすべての機種で発生しているとしたら、キヤノンが事前にそれに気がつかないわけがありません。ですので、何かしらの特別な事情がある個別の機種のみ、同様の現象が発生しているのだと思いますね。可能性はいくつかありそうです。
可能性の一つは個別の機種の問題です。一部の部品などに製造不良や故障した部品が紛れ込んでいて、それが悪さをしているというパターンが考えられます。特定ロットに不良部品が紛れていて、その部品を使用している製品だけ、このような問題がおこるという可能性です。これは考えられる最悪のシナリオで、製品を交換する羽目になってしまいます。
二つ目は特定の設定に限りこのような問題が発生するというパターンです。カメラの設定は人によって様々ですが、カメラのプログラムの問題で特定の設定で連写したときにフリーズして再起動してしまうというパターンもあり得ますね。
3つ目は特定のメモリカードなどに起因する可能性です。メモリカードとの相性の問題があり、連写してデータをメモリカードに記録している最中に、メモリカードとの同期がとれなくなるなど一時的に問題が発生してフリーズして再起動してしまうというパターンですね。
今回の問題は一部の人だけに発生してるので、特定のメモリカードあたりが怪しいかな?という感じもします。たぶん、ファームウェアの更新で直る問題である可能性が高いですので、はやく直るといいなと思いますね。
(記事元)https://www.canonrumors.com/reports-of-the-canon-eos-1d-x-mark-iii-going-to-sleep-briefly/
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コメント
コメント一覧 (1件)
これはファームウェアのどこかに特定の条件でループに入ってしまうのかも知れません。
ファームウェアのバグでしょう。
早く解決してくれないとユーザーは困りますね。
ただ今の時期、バッテリーの充電を少し低い温度の所で行いバッテリーがフルの性能を
出せない状態ならば起こりえる現象かも知れません。