焦点距離全域で画像中央と端のシャープネスは、45mmでさえとても光学的に高い。もちろん、M.Zuiko Digital 12-40mm f/2.8 Proによって提供されるf/2.8というより大きな口径を得ることはできないから、まったく同じクリーミーなボケの効果は得られないが、どのような焦点距離でも絞る必要がまったくなく、フレーム全体にわたってシャープな画像を快適に得られる。
色収差はほとんど完全になく、口径食は実際に問題なならない。そして歪みはソフトウェアアルゴリズムによりとてもよく自動で補正されている。
レンズ内手ぶれ補正が欠けていることは、カメラにボディ内手ぶれ補正がないパナソニックカメラの所有者には、やや実用的ではないかもしれないが、オリンパスの所有者は、ほとんどの本体に提供されている最高のボディ内手ぶれ補正のメリットを明らかに享受する。
総括すると、より大口径のf/2.8レンズで提供される付加機能はないかもしれないが、この新しいf/4レンズにはおおくの利点がある。このレンズは、すべてのカメラマン、ビデオ撮影者そしてマクロが必要なときでさえ、オールインワンレンズを欲しい人すべてにとてもオススメできる。
(記事を一部引用して意訳しています)
(記事元)https://www.photographyblog.com/reviews/olympus_m_zuiko_digital_ed_12_45mm_f_4_pro_review/conclusion
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROレビュー
PhotographyBlogがM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROのレビューを掲載しています。
記事によれば、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROはズーム全域で素晴らしい光学的な性能があるとしています。色収差もなく、口径食も現実的に問題にならず、歪みに関しては自動的に補正されるとしていますね。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROは35mmに換算すると24-90mmというレンズになります。24-85mmはよくみますが、90mmまであるというのは珍しいですね。サイズもフルサイズ用の同じようなレンズと比較して一回りぐらい小さく、重量も200gぐらい軽いので、フルサイズと比較するとかなり快適な利用できそうです。
価格的にもとても安く最安値で6万8000円ほどで販売されていますので、かなりキットレンズからも安心して買い換えられるレンズだと思いますね。
欠点は二つ?
唯一の欠点はf/2.8ほどボケをえられないことと、レンズ内手ぶれ補正がないことだと記事では述べられています。
ボケに関しては悩むところですよね。M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROのほうが確かにf/2.8ということでボケに関しては完全に負けるといってもいいと思いますが、そもそもボケを期待するのなら、はじめからAPS-Cやフルサイズを購入すればいいと思いますし、小型で軽量だし、交換レンズも比較的安価で購入できるというシステム全体の小ささを享受したいという人が購入しているのだと思います。
そして、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROも実は発売されてから十分に時間が経過しているからか、最安値で8万5000円程度で販売されているので、プラス2万円でM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROが買えてしまうので悩むところです。
そして記事ではもう一つの欠点としてレンズ内手ぶれ補正がないことが指摘されていますね。確かにボディ内手ぶれ補正がない機種だったり、性能が低い頃の機種を所有している人にとっては残念だと思いますが、最近の機種を所有している人なら、オリンパスのボディ内手ぶれ補正は非常に優秀とされているので、まったく問題にならないのかな?と思いますね。
こうやってみていると、やっぱり小さなカメラもいいなあと思い直します。購入したくなりますね。
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