Nikon ZRはなぜCFExpressとmicroSDのデュアルスロットになったのか!?

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Nikon ZRの開発秘話

Nikon ZRの開発秘話を掲載した記事が公開されています。どのようにNikon ZRが開発されたのか、この記事で詳しくお伝えします。

ZRの意外な特徴という点では、microSDカードを採用したという点も気になるところ。元々のコンセプトから、小型軽量であることを第一にしていたそうで、このボディの大きさを維持してかつCFexpress Type-Bの採用が決まっていたのだとか。

しかし、プロ機として載せることができるのであれば、2スロットの安心感もほしいということで、この大きさをキープしたままもう1スロット載せられるのがmicroSDカードスロットだけだったというのが理由だそうだ。

2スロットへのこだわり

Nikon ZRの仕様が、なぜあのような仕様になったのかを、AV Watchが記事にしています。上記は一部を引用したもので、全文は本記事下部のリンクからご覧ください。

記事では、まずNikon ZRの2枚目のメモリカードがなぜmicroSDになったのかが語られています。本来はCFExpress Type Bだけの設計だったようですが、安心感を重視し、カメラに収められるサイズとしてmicroSDが採用されたとのことです。

CFExpress Type Aのデュアルスロットという可能性もあったようですが、これまでのカメラでType Bを採用しているため、互換性を考慮してType Aの採用は見送られたようです。

また、microSDだからといってカメラが機能的に何かを制限しているわけではなく、メモリカードに記録できる限りは録画が可能です。従って、書き込み速度の速いカードを使用すれば、一定の動画撮影は可能となります。

というわけで、microSDを採用した理由は謎ではありましたが、サイズをそのままデュアル化する場合、microSDを採用せざるを得なかったということのようです。これはNikon Zfと同じパターンかもしれません。

AV Warch

Nikon ZRとNikon Z6IIIの仕様の違い
Nikon ZRNikon Z6III
センサーフルサイズCMOSセンサー
センサータイプ部分積層型
有効画素2450万画素
手ぶれ補正イメージセンサーシフト方式5軸補正
記録画素数(最大)6048×4032ピクセル(サイズL:24.4M)
RAWRAW14ビット(ロスレス圧縮、高効率★、高効率)
記録媒体CFexpress(Type B)、XQD、microSDCFexpress(Type B)、XQD、SD
EVF0.5インチ546万ドット
シャッター電子シャッターメカ、電子先幕、電子
電子シャッター速度1/16000~30秒
フラッシュ同調1/60秒以下の低速シャッタースピードで同調1/200秒以下
電子シャッター連続撮影速度・低速連続撮影:約1~7コマ/秒
・高速連続撮影:約16コマ/秒
・高速連続撮影(拡張):約20コマ/秒
測光範囲-4~17EV
ISO感度ISO 100~64000
AF検出範囲-10~19EV
フォーカスポイント273点(シングルポイントAF時)
299点(オートエリアAF時)
動画ファイル形式NEV、R3D、MOV、MP4NEV、MOV、MP4
R3D NE対応
REDWideGamutRGB対応
Log3G10対応
シネマティック動画モード対応
パッシブサーマル設計対応
音声記録方式リニアPCM(48kHz 24bit/32bit float)リニアPCM(48kHz 24bit)
RECランプ対応
液晶バリアングル式4.0型TFT 307万ドットバリアングル式8cm/3.2型 210万ドット
シューデジタルアクセサリシューアクセサリシュー
バッテリーEN-EL15c
撮影可能コマ数(最大)約370コマ約410コマ
寸法(幅×高さ×奥行き)約134×80.5×49mm約138.5×101.5×74mm
質量(本体のみ)約540g約670g
直販価格29万9200円39万6000円

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • MicroSD Express で速度が確保できていればサイズを小さいままにさらに使いやすく出来たと思うのですがコストか排熱で難しいのでしょうか

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