EOS-1D X Mark IIIは16コマ/秒で撮影することができ、そして1000コマのバッファがある。これはバッファは62.5秒間の撮影を保持できることを意味している。
EOS-1D X Mark IIIのメカシャッターの定格耐久性は50万回だ。上記の計算式によれば、定格のシャッターレリーズ数に達するまえに500回だけ、バッファを満たすことができる(500,000/1000=500)。
バッファを保持できる62.5秒と、バッファを満たすことができる回数の500をかけ算すると、32,250秒を得られる(62.5×500=31,250)。
31,250秒は520.83分で、それは8時間40分と48秒。
それだけヽ(´ー`)ノ
(記事を一部引用して意訳しています)
(記事元)https://www.canonwatch.com/the-canon-eos-1d-x-mark-iii-will-break-down-in-8-hours-if-used-continuously-but-wait/
EOS-1D X Mark IIIを連続で使うと8時間で壊れる
CanonWatchがEOS-1D X Mark IIIの連続使用に関する報告をしています。
記事によれば、EOS-1D X Mark IIIを連続で使用すると8時間ほどで壊れるとしていますが、完全にネタの記事ですね。
わざわざバッファ数とからめていますが、そんなことをしなくても、50万回を16コマ/秒で割れば31,250秒という数値が計算できますので、それを時間に直せば約8時間という数値が計算されます。
8時間も連続でシャッターを切り続けるわけですから、それはあっという間にシャッター耐久性の定格数までたどり着くのは当然といえば当然ですね。そして定格はあくまで定格ですので、定格以上のレリーズ数を記録している人も多いと思いますので、そんなに心配することはないのかな?と思います。
他社の参入障壁となったメカシャッター
これまで一眼レフを作るには、正確なメカシャッターや、レフ機構が必要とされ、それを製造するには高い技術力が必要だったため、他社は容易に一眼レフ市場には参入できないと言われていました。
ところがミラーレスになって、仮に電子シャッターを利用すればメカシャッターもレフレックス機構も必要なくなるため、他社の参入が容易になり、ニコン、キヤノンなどは海外企業によって淘汰される可能性があるなどと言われてきましたね。
その後サムソンがミラーレス市場に参入し、やっぱりそのような流れになるのかと思われてきましたが、レンズマウントの縛りがあったからか、サムソンはミラーレス市場から撤退し、日本企業は安泰な状態になっています。
同じようなことは各業界で起きていて、例えばEV車が主流になると複雑な技術が必要なエンジンを搭載する必要がなくなるので、車市場への参入が容易になると言われていましたが、そちらではテスラなどがいち早く参入し成果を出し始めています。
様々な技術発展で、これまで安泰と思われていた企業が追いやられるような可能性がでてきています。カメラ業界も市場が縮小する中でなんとか頑張って欲しいですね。
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