
Z DX 24mm f/1.7レビュー
Z DX 24mm f/1.7のレビュー記事が掲載されています。どのような評価になっているのでしょうか?
それではレビューをみてみましょう。
ニコンがAPS-C用の基本的なキットレンズ以外のレンズを生産するまでには時間がかかったが、この市場に対応する単焦点レンズが発売されるのは良いことだ。このようなレンズは、APS-Cユーザが明るい絞りで伝統的な焦点距離で撮影するための手頃な手段を提供し、カメラ自身やカメラバッグに重たさ、大きさを加えることなく撮影することがでぎる。
36mm相当の焦点距離、f/1.7の明るい絞り、高速なオートフォーカスを備えるこのレンズは、スナップ写真、ポートレート近接撮影能力によるクローズアップ撮影など、多くの被写体に最適だ。これは非常に柔軟なオプションであり、特定の外出時に唯一のレンズとしても、より多様なズームレンズと一緒に使用してもうまく機能する。
画質は優れており、開放絞りでわずかな柔らかさが見える程度だ。それ以外は、全体的な解像性の印象は良好で、口径食などの問題もないようだ。
全体として、このレンズについて嫌いな点はほとんどない。細かく言えば、プラスティック製のレンズマウントや、完全な防塵防滴性能がないなどの欠点もあるかもしれないが、価格から考えると、それはまったく予想されることだ。
様々な状況に適した性能の良い単焦点レンズを探している場合、これは素晴らしい小型のレンズである。Zマウント用の他のレンズは、より大型だったり高価であったり、焦点距離が合わなかったりするので、競合となるレンズはほとんどない。
上記はまとめの文章で、サンプル画像や詳細な解説がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
Z DX 24mm f/1.7はレビューにもあるように画質はかなり高評価となっているようです。オートフォーカスの迷うことなく、若干くらいところで迷うことがあるようですが、通常の使用では問題なさそうですね。またボケの品質も素晴らしく、魅力的に柔らかくクリーミーなボケが得られると評価されています。
レビューでは完全な防塵防滴性能がないことが指摘されていますが、いちおう防塵・防滴に配慮した設計にはなっているので、普通に使用する分にはとくに問題にならないんじゃないのかなと思います。ただ、完全ではないのは確かにその通りですね。
その他の問題もいくつかあって、その一つは手ぶれ補正がないことのようですね。ニコンのAPS-C機にはボディ内手ぶれ補正がありますので、そのあたりは気をつけなければならないようです。でも、換算で36mm程度のレンズなら、手ぶれ補正がなくとも特に問題にはならないのかなと思いますね。
個人的には、ニコンがZ fcやZ fのレトロデザインのカメラを発売するのなら、レンズにコントロールリングを最低二つ設定してほしいなと感じています。まあフォーカスはオートフォーカスに頼ってしまえば、コントロールリングに絞りを割り当てることができるので、特に問題はないのかもしれませんが。
Z DX 24mm f/1.7の現在の最安値は、3万6100円となっていて比較的低価格で提供されています。最初に購入する単焦点としては最適かもしれません。
Z DX 24mm f/1.7の主な使用
型式 ニコン Z マウント 焦点距離 24mm 最大口径比 1:1.7 レンズ構成 8群9枚(非球面レンズ2枚) 画角 61°(撮像範囲 APS-Cサイズ/DXフォーマット) ピント合わせ RF(リアフォーカス)方式 最短撮影距離 0.18m 最大撮影倍率 0.19倍 絞り羽根枚数 7枚(円形絞り) 絞り方式 電磁絞りによる自動絞り 最大絞り f/1.7 最小絞り f/11 アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) 46mm(P=0.75mm) 寸法 約70mm(最大径)×40mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) 質量 約135g 付属品 • レンズキャップ46mm LC-46B(スプリング式)
• 裏ぶた LF-N1
• レンズフード HN-42
そして、この他のレビュー記事にかんしてはこちらのまとめからどうぞ。
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(記事元)https://amateurphotographer.com/review/nikon-nikkor-z-dx-24mm-f-1-7-review/
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このレンズはスナップ写真用には良さそうですね。
「開放絞りでわずかな柔らかさが見える」というのは作品の自由度が
広がりますね。
開放でシャープ過ぎるレンズは使いにくいです。