LUMIX S5II大ヒット
LUMIX S5IIがなぜ大ヒットしたのか?そのような記述がある記事が公開されています。興味深いので紹介したいと思います。
それでは記事をみてみましょう。
津村 お陰様で大変好評で、生産が追いつかず嬉しい悲鳴です。LUMIXのミラーレス一眼の登場から今年で15年になりますが、今までやってきたことが、まさに花開いた気持ちです。
特に「LUMIXは色がいい」と言われるようになったことがひとつ大きなポイントだと捉えています。2018年1月に発売した「G9 PRO」から、生命力・生命美を絵作りの思想として掲げ、お客様にとってのいい色とは何かを追い求めてきました。今では「アウトプットする撮って出しの絵が凄くいい」と評判をいただけるまでになりました。
しかしその一方、像面位相差AFがないことから、「LUMIXは動画でしょう」との評価をなかなか打ち消すことができずに苦しんできましたが、S5IIには像面位相差AFも搭載され、静止画をメインに使われるお客様からも大変高い評価をいただいています。
記事はパナソニックへのインタビュー記事になっていて、この他多くのインタビュー内容がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さてインタビューによれば、LUMIX S5IIが人気になっているのは、色と像面位相差センサーを搭載したことが大きいとしています。
LUMIX S5IIがとのぐらいヒットしているのかというと、マップカメラのランキングで初登場で2位に圧倒的な差をつけて1位になったほどです。その時には、パナソニックは”像面位相差センサーを採用したことで、離れつつあるユーザを引き留めるだけでなく、新規ユーザの獲得にも成功した”という分析をしていました。
このようにみると、やはり像面位相差センサーを搭載したのはかなりの影響があったようですね。
もともと動画には定評があったわけですし、パナソニックのミラーレスカメラが欲しいけど、コストラストAFの技術を利用した空間認識AFだったら購入しないと考えていた人は多いと思いますね。また買い換えを検討していた人、現在LUMIXのカメラを利用していた人も、像面位相差センサーが搭載されたので買い直そうということで買い替え需要も喚起したのではないのかなと思います。
(記事元)https://www.phileweb.com/interview/article/202306/07/939.html
Twitterいいねとリツイートのお願い
記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (2件)
リンク先の記事でも言及されていますが S5II のヒットについてはダブルレンズキットの存在が大きいと思います。
50mmF1.8 のレンズで被写界深度が浅いフルサイズらしい写真を他と比べて安価な値段で楽しめる、ということでそれまでフルサイズに手が出なかった層にアピールしたと思います。
同じ記事への連投になってしまいますが、
フルサイズのスタンダード機が現世代では α7IV と EOS R6II になってしまったことで、
上がってしまった価格帯についていけなくなった人たちの受け皿になってヒットしている部分もあると思います。