パナソニック像面位相差も検討中?
パナソニックへのインタビュー記事で、像面位相差センサーに関係したインタビューが行われているようです。パナソニックは像面位相差センサーについて、どのように考えているのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
今後、高速なアクションを撮影するようなカメラでは、PDAFに移行する可能性はあるのでしょうか?
今後、LUMIXのAF性能を向上させるための要素として、PDAFがあることは事実です。
しかし、PDAFだけでAF性能が向上するわけではなく、「どちらにピントを合わせるか」を判断するためにはPDAF以外の要素も必要です。AF検出システムとしてのPDAFを念頭に置き、トータルでAF性能を向上させる努力を続けていきたいと考えています。誤解のないようにお願いします。山根さんは、”PDAFが今後のLUMIXのAF性能を向上させる要素のひとつであることは事実だ “とおっしゃっていました。ということは、今後のLUMIX製品にPDAFが搭載されるということでしょうか?
将来の製品に向けたPDAFの研究は積極的に行っています。PDAFを搭載することで、トータルのAF品質が向上することは分かっていますので、積極的に検討しています。まだ決まったわけではありませんが。
さて、上記はインタビューの一部分を機械翻訳して引用したもので、実際にはもっと長文の返答になっていますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
インタビューでは、LUMIXのAF性能向上の一つとして像面位相差センサーオートフォーカスシステム(PDAF)があることが事実で、像面位相差センサーを搭載することでAF性能が向上することはわかっているので積極的に検討しているとしています。
ただし、像面位相差センサーだけでAF性能が向上するのではなく、その他の要素も必要なので、その部分も含めてトータルなAF性能の向上に努めるとしていますね。
この部分だけを読むとかなり期待できる回答だなと思ってしまいます。
像面位相差センサーの採用のは高いハードルも?
像面位相差センサーを搭載するといっても、恐らくイメージプロセッサなどはゼロからすべて開発しなければならないので、パナソニックが支払うコストはかなり大きくなることが予想されます。
さらに、像面位相差センサーを搭載することで、何かしらの特許に抵触してしまったり、また抵触する特許があった場合にはライセンス料なども必要になる可能性があるので、案外パナソニックにかかる負担は大きいのかもしれません。
そう考えると資金的になかなか許されず、これまでDFD技術を採用し続けている可能性もあると思うので、像面位相差センサーの搭載はハードルが高いのかもしれませんね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
OM-1とGH6両方使っていますが、動画は位相差AFの方がストレスがありませんが、スチルの動体撮影はガチピン率で意外にもDFDの方が良いので個人的にはスチル用カメラはDFD据え置きを希望します。