メモリー高騰が大変
一部引用
3D Centerは、ドイツの小売市場におけるDDR5メモリの月次価格を追跡しており、ヨーロッパ最大のこの市場で約20製品をカバーしている。Wccftechが指摘したように、9月のレポートによると、このRAMは現在、2025年7月(危機が始まる前の基準レベル)の価格から544%上昇している。
これは、DDR5価格指数が8月に486%だったことからすると大きな上昇であり、6月には419%で推移し、年間を通してほぼ横ばいだったことを考えるとなおさらだ。
2026年後半にはRAM価格の高騰がさらに深刻化すると予想されていたが、ドイツ市場のデータはまさにそれを裏付けている。6月以降、ドイツ国内の購入者はDDR5の価格が実質30%上昇するのを目の当たりにしてきた(しかもDDR5は既に大幅に高騰していたにもかかわらず)。正直なところ、想像していたよりも状況は悪化しており、最も悲観的な予測「2027年も非常に厳しい年になる」が的中するのではないかと危惧している。
DDR5の価格が5倍に
コンピューターなどに使われているDRAMの価格が高騰し、これが2027年一杯まで続くのではないかとTechRadarが伝えています。記事によればDDR5の価格がメモリー危機以前の価格と比較して5倍になっているとしています。
試しに価格.comでW5U5600CS-16G [DDR5 PC5-44800 16GB 2枚組]の価格について調査してみたところ、2025年中頃までは1万円で販売されていましたが、現在は6万円弱にまで高騰しており、確かにこの記事のように5倍以上の価格になってしまっています。
メモリー価格の高騰は、皆さんがご存じの通りAI用のデーターセンターの構築のため、AIを提供する企業が高値でメモリーを買い集めていることと、AI向けメモリーのほうが利益率が高いため、各メモリーメーカーがAI向けのメモリーに生産を割り振っているためです。一般の消費者が割を食っている形になっているわけですね。
このメモリー価格の高騰はフラッシュメモリーにも及んでいるようで、デジタルカメラ用のCFexpress Type-Bカードの価格は、メモリー危機以前より2倍の価格となっており、デジカメを利用するユーザーの負担になっています。
そして、メモリー価格の高騰は2027年末まで続く可能性が高いということで、デジタルカメラ用のメモリーや民生用PCのメモリーやSSDの価格も高騰し続ける可能性がありそうです。趣味で撮影している人であれば、いままで購入したメモリーカードでなんとかやりくりできるという人も多いと思いますが、プロフェッショナルとなるとそうはいきません。どうしてもメモリーカードを購入しなければならない人にとっては、かなりの負担になると思いますね。
または、ノートPCと記憶補助装置を持ち歩いて、マメにメモリーカードから画像データを記憶補助装置に移すといった手間が必要になるかもしれません(それがSSDだと、そのSSDも値上がりしているわけですが)。
ということでカメラを趣味にしている人にとっては、しばらく大変な時期が続きそうです。しかし、今後しばらくは値下げされることはないという観測もあるため、メモリーカードを定期的に買い増ししている人にとっては、今が最も安い時期である可能性もあるということです。いつ購入すればいいのか、タイミングも難しいですね。
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