ニコン NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3を正式発表
ニコン がNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3を正式発表しました。
このレンズはNikon Z 5のキットレンズとなっており、フルサイズセンサー対応のズームレンズで、発売済みのレンズ交換式ミラーレスカメラ用のレンズとして世界最薄、最軽量を実現したとしています。
このレンズはかなり小さく、Z 24-70mm f/4 Sの全長約85.5mmと比較してZ 24-50mm f/4-6.3は全長が約51mmとなっていて、30mm以上も短くなり、重量も約500mmから約195gと大幅に軽量化されていることがわかります。またレンズにEDレンズを2枚採用し、色収差を効果的に修正し、シャープな描写を実現しているとしています。
スペックからすると広角から50mmまでの焦点距離で、通常の標準ズームとは異なり中望遠域がありません。そのため、通常の標準ズームと比較すると描写の可能性が狭まる可能性があるわけですが、スナップなどで利用するぶんには十分に利用できるレンズだと思います。
開放f値も確かに大きいですが、フルサイズセンサーですし高感度耐性も強くなっていますので、特に問題はないレベルなのかな?と思います。
気になる価格は希望小売価格で5万8300円ということで、フルサイズ用のレンズとしてはかなり廉価ですね。そのおかげでNikon Z 5の標準ズームキットも低価格にできたのかな?と思います。
あとは描写性能がどの程度か?ということですが、これはレビューを待つしかありません。ですが小型軽量で廉価ということで、スナップ目的で初めてフルサイズを購入するという人にはピッタリかもしれません。
(製品ページ)https://www.nikon-image.com/products/nikkor/zmount/nikkor_z_24-50mm_f4-63/
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コメント
コメント一覧 (4件)
大変魅力的ですが、最初からこのレンズが有れば、Z50は不要かも?
Z6と組み合わせれば、殆どZ50ですね、大きさは。
第一印象Ai-S 28-50mm F3.5を連想しました。40年を経た描写性能は格段に良くなってるのでしょう。
小型軽量、焦点距離も必要十分。しかし50mmでF6.3は残念。レンズをスタンバイした時の外観も残念。
私は薄型単焦点40mmに期待します。
普段使いの常用レンズとしてはもう少しズーム倍率が欲しいところです。
固定焦点の35mmをスナップ用として使用している方には手頃な
焦点距離ですね。
軽量で良く写るということと、モノとしての質感という要素は比例しないということなんでしょうか?
ただ、今の時代にあえて金属に拘る必要もないのかもしれませんね。