EOS M6 Mark II ファームウエア Version 1.1.0
情報掲載日:2020年3月31日
ファームウエア変更内容
このファームウエアの変更 (Version 1.1.0) は、以下の機能向上と修正を盛り込んでいます。1.動画撮影時にフレームレート:23.98pを新たに追加致しました。
2.インターバルタイマーでオートパワーオフ時、ピント位置がずれる現象を修正しました。
3.画面の周辺部で、まれにAFが合焦しないことがある現象を修正しました。今回ご案内のファームウエア Version 1.1.0 の対象製品は、Version 1.0.1 以前のファームウエアを搭載したカメラが対象となります。カメラのファームウエアがすでに Version 1.1.0 の場合には、ファームウエアの変更を行う必要はありません。
ファームウエアの変更を行う際には、このページを最後までよくお読みになってからダウンロードサービスをご利用ください。
EOS M6 Mark IIの新ファームが公開
キヤノンがEOS M6 Mark IIの新ファームを公開しています。
ニュースリリースによるとちょっとした軽微な問題の修正と、動画撮影時の23.98pでの撮影に対応したということのようですね。それでは既存のファイルフォーマットはどのようなものだったのでしょうか?
4K(3840×2160):29.97p/25.00p
Full HD(1920×1080):59.94p/50.00p/29.97p/25.00p
HD(1280×720):59.94p/50.00p
しらべると上記のようになっています。4k、Full HD時でも23.98p(24p)での撮影ができるように機能が追加されたということのようですね。
各国の規格に対応も映画っぽい動画も撮りたい
これらのフレームレートは各国のデジタルテレビの配信の規格に合わせて設定されているようです。例えば海外では以下のようになっています。
・日本など 30p/60p(正確には29.97p/59.94p)
・アメリカなど 30p/60p
・欧州など 25p/50p
なので、事実上、30p、25pや、それに加えて60p、50pがあれば問題ないということのようです。なので、EOS M6 Mark IIもとりあえず各国のテレビやパソコンでみるぶんには、それぞれのフレームレートをカバーしていたようです。それではなぜ24pの対応が必要だったのでしょうか?
それはどうやら映画のフレームレートが24fpsだからのようですね。実際に30pと24pの動画を見比べるとたった6pの違いなのに24pのほうが映画のような独特な雰囲気のある映像であることがわかります。なので、そのような映画独特の雰囲気のようなものが欲しかった動画撮影者がいて、さの希望に添う形で24p機能が搭載されたと考えることができるようです。
このように、いまはミラーレスがムービーカメラの役目を果たすようなことにまでなっていると強く感じられますね。もちろん実際の撮影では、高倍率ズームがありレンズと一体化して撮影がしやすいハンディカムのようなカメラにもメリットがあるのだと思いますが、映像にこだわる人はミラーレスを選択して撮影しているという側面もあるのでしょうね。
(記事元)https://cweb.canon.jp/drv-upd/eosd/eosm6mark2-firm.html
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