「今のCP+は、お客様が商品に触れる機会としてある」として、“手にとる”、“ファインダーを覗く”といったカメラの商品としての特性にふれて、不特定多数の来場者が直接触るものであり、説明員もまた製品や来場者の近くで解説する必要があることを強調。ハンズオンで製品に触れることが前提となるイベントであることをふまえ、感染の拡大を防ぐことが困難だと説明。これをもって、今回の中止とする判断に至ったと続けた。
(記事を一部引用しています)
(記事元)https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1235306.html
CP+開催断念の理由が明らかに
デジカメWatchが開催が中止されたCP+について報道しています。
記事によれば、日本最大のカメラ展示会であるCP+を主菜するCIPA(一般社団法人カメラ映像機器工業会)が会見し、その理由を明らかにしたようです。
会見によればCP+は来場した人が実際に商品を触れたり、ファインダーを覗くという行為をすることになり、不特定多数の人が直接、商品を触ることになるので安全性を担保できないことを開催中止の理由としています。さらに別の理由として、来場者に様々な説明をする際に来場者の近くで説明する必要があるため、感染の拡大を防ぐことが困難だとしているようですね。
これは実際に触れて使用してもらったり、様々な質問に受け答えをするカメラの展示会という特質上、確かに流行している新型コロナウィルスの影響は否定できないので仕方がない判断と言えると思います。
また、CIPAはCP+の後日の開催も否定していますが、商品に直接触れることができるようなイベントを実施する可能性については否定せず、やる、やらないを含め検討しているとしています。メーカとしても実際に製品を利用してもらうことは、自社の製品の良さを理解してもらうチャンスになりますので、後日でも構わないので何かしらのイベントがあるのはいいことだと思いますね。
新型コロナウィルスに対する評価と対応がわかれる
感染する風邪には様々あるようですが、実際にはウィルス性の感染症の風邪の一つとしてコロナウィルスがあるそうです。風邪の原因の80%がウィルスで、そのうちライノウイルスがそのなかの30~50%を占めており、次にコロナウイルスが10~20%を占めているそうです。なのでコロナウィルスは決して珍しいものではなく、普通に流行している風邪の一つといえそうです。
ですが、今回の新型コロナウィルスの危険性がどの程度なのか、どれだけ感染力が強いのかわからないため、今は特に何とかしてできるだけ流行しないようにしないとならないというところだと思いますよね。
新型コロナウィルスに関しては危険という専門家もいますし、普通の風邪と同じなので恐れる必要はないという専門家もいて評価がわかれるところですが、普通の風邪とまったく同じだと確かめられたわけではありませんので、それ相応の注意をしていかなければならないのかな?と思います。
その観点からリスク管理として、今回のCP+の開催中止は仕方がないと思いますし、実は中止が決定する前からCP+への参加者が新型コロナウィルスに感染したということが明らかになったら、カメラ業界は少なからずダメージを受ける可能性があるので、中止を検討したほうがいいかもしれないけど、たぶんできないだろうな?と思っていました。冬は風邪やインフルエンザが流行する季節ですし、そんなに危険性のないウィルスの蔓延で開催を中止するのはやりすぎだという人もいると思いますが、正確なリスクが解っていない現在では、中止も仕方ないのかな?と思います。
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