
CFExpressの新規格発表
CompactFlash AssociationがCFExpressカードの新バージョンを発表しています。どのような規格となっているのでしょうか?
それでは新企画の概要をみてみましょう。なお、アイキャッチ画像はCFExpress Type Bカードのイメージ画像です。
Type A | Type B | Type C | ||
2.0 | PCIeインターフェース | Gen3 1レーン | Gen3 2レーン | Gen3 4レーン |
スタック | NVMe 1.3 | NVMe 1.3 | NVMe 1.3 | |
最大処理性能 | 1000MB/s | 2000MB/s | 4000MB/s | |
4.0 | PCIeインターフェース | Gen4 1レーン | Gen4 2レーン | Gen4 4レーン |
スタック | NVMe 1.4c | NVMe 1.4c | NVMe 1.4c | |
最大処理性能 | 2000MB/s | 4000MB/s | 8000MB/s |
上記が新しいCFExpressカードの規格です。4.0と書いてあるほうが新規格で、2.0の項目が旧規格です。これをみればわかるように、最大処理性能は旧規格の2倍になっていることがわかります。
これは、PCIeインターフェースが新しくなっているためです。2.0はPCIeインターフェースがGen3でしたが、4.0では帯域幅が2.0の2倍のGen4が採用されており、それぞれの最大処理性能が向上しています。
また、これは旧規格でも同じですが、Type Bは2レーンを実装しているのでType Aのさらに2倍、Type Cは4レーンを実装しているので、Type Aの4倍の帯域を実現しています。
もちろん、下位の互換性も確保されているので、2.0と4.0を混在して利用することが可能です(もちろん2.0規格のメモリやカードリーダがボトルネックになります)。
これまで、CFExpress Type AはType Bの帯域の半分でしたが、4.0になりそれぞれ2倍の帯域になりましたので、CFExpress 2.0のType BとCFExpress 4.0のType Aが同じ帯域になりました。
これまでType Aはサイズが小さくて便利だけれども、転送速度の問題があったわけですが、転送速度が速くなったことで、特にソニー製品でのType Aの採用は進むだろうと思いますね。キヤノンやニコンでは互換性の観点からType Bが使い続けられそうです。
一方で小さくて帯域が太くなると発熱の問題がでてきますので、そのあたりがカメラにとっては問題になるかもしれませんね。
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コメント
コメント一覧 (4件)
こうなるとType Aでも十分な速度に感じそうですね。
またType AはSDと表裏のスロット兼用にできるのも強みなので、もっと兼用スロットの機種を増やして普及させ価格を下げてほしいです。
今ではまだType Bのほうがコスパが高いので。
転送速度が上がると発熱の処理をどうするのかカメラ側が難しい対応を
迫られそうです。
現状でも高速連写や動画撮影で触れない程、熱くなるようなので空冷ファンは
必須になってしまいますね。
冷却方式にはヒートパイプや磁性流体もありますがカメラは筐体サイズに限りが
多くは期待できないかもしれません。
特にType Aでは放熱面積が少ないので発熱しやすいでしょう。
現状のシリコン系では耐熱温度80℃程度なのでもう限界のような気もします。
何某かの発熱しにくい新世代メモリを開発する時期なのかもしれません。
PCIe自体は去年11月に6.0が策定されていますが、巷の主流は未だ4.0なんですよね。5.0は発熱やコストがかなり高く、得られるメリットも今や一般層では知覚できない(4.0のSSDでも7GB/sとか出ますし)のが主な理由だそうで。
特に発熱は、4.0のM.2 SSDでもヒートシンク貼り付けが常識と言えるほどですから、ヒートシンクを直付けできないメモリーカードでは今以上の問題になりそうですね。スロット部の構造物と接触するようにされていても、微細な凹凸のせいで熱伝導率は下がりますし……
製品発表スケジュール的には、最初の採用はR1になりますかね? R5初期のような発熱問題が出ないといい、というかフラグシップなので出ては不味いですが、はたして。
最大のメリットは、対応のカードリーダーを用いた場合のPCへの取り込み速度の改善でしょうか。
カメラ側でのフル対応は諸般の事情でまだ難しいと思います。