OM-1の開発が、日本写真学会「技術賞」を受賞
OMデジタルのOM-1の開発が、日本写真学会「技術賞」を受賞したことがあきらかになりました。どのような賞なのでしょうか?
それではプレスリリースをみてみましょう。
「OM SYSTEM」ミラーレス一眼カメラのフラッグシップモデル
「OM SYSTEM OM-1」の開発が2023年度日本写真学会「技術賞」を受賞
OMデジタルソリューションズ株式会社(代表取締役社長 兼CEO:杉本 繁実)は、「OM SYSTEM」ミラーレス一眼カメラのフラッグシップモデル「OM SYSTEM OM-1」の開発が、一般社団法人日本写真学会が主催する2023年度日本写真学会 学会賞において、「技術賞」を受賞したことをお知らせします。日本写真学会「技術賞」は、写真および関連する分野において技術的に顕著な業績を挙げた会員に贈られる賞で、7月18日に授賞式が行われました。「OM-1」は、2022年に日本カメラ財団が選出する「日本の歴史的カメラ」にも選出され、高い評価を得ています。
OM SYSTEMは「どこにでも持ち歩ける」「感じたものが思ったままに撮れる」この二つを共に実現し、映像体験をもっとワクワクする冒険に変えていきます。その実現のために、当社は今後もマイクロフォーサーズ規格を生かしたシステムの小型軽量化、撮影フィールドを広げる撮影サポート機能の強化、そしてコンピュテーショナル フォトグラフィー技術を用いた画質・写真表現の向上を促進し、一人一人の撮影体験を豊かにする製品開発を進めてまいります。
技術賞 受賞理由: 日本写真学会 学会賞選考委員会のコメント
OM デジタルソリューションズのマイクロフォーサーズ規格準拠のミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM OM-1」は、撮影者の創作意欲を掻き立て、どこへでも持ち出したくなる軽快性と、感じたものが思ったとおりに撮れる、をコンセプトとして「OM-1でしか撮れない世界」「OM-1 を持つことで初めて体験できる世界」の提供を目指して開発された。発売した2022年には、日本カメラ財団が選出する「日本の歴史的カメラ」に選出されたほか、国内外の数々の賞を受賞した。
OM-1では、高画質はイメージャーサイズと言う既成概念を破り、「高画質=ハードウェア(HW)の進化+ソフトウェア(SW)の進化」と変えることを目指して、HWでの進化で必要十分な画質の引上げと共に、コンピュテーショナル フォトグラフィにおけるSWでの進化により撮影不可能だった写真や表現力豊かな写真撮影を可能にしている。AF性能においても、被写体認識の拡充、AI 被写体認識の進化により使い勝手の向上に貢献している。また、小型軽量と高い防塵防滴性能による圧倒的な機動性と高い信頼性により過酷なフィールドでの撮影に耐え得る機材として撮影領域を拡大しより多くのシーンでの撮影を可能にしている。
OMデジタルのOM-1が日本写真学会「技術賞」を受賞したことが明らかになりました。
これはこれですごいのですが、面白いのは「OM-1の開発が技術賞を受賞した」となっているところです。なので製品そのものが受賞したというよりも、OM-1の開発への取り組みが受賞したといったほうが正確なのかもしれません。
受賞理由としては、小さなセンサーでもハードとソフトの進化で高画質を実現したところにあるようで、これは開発者の皆さんにとっては嬉しい受賞でしょうね。
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(記事元)https://www.om-digitalsolutions.com/ja/news/corporate-information/nr20230725.html
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