ニコン 映像事業黒字化も部品不足でカメラ供給厳しい見込み

ニコン 22年3月期通期の決算を発表

決算報告

ニコンWebサイト

ニコンが2022年3月期通期の決算を発表しています。上記で引用した資料は決算説明会の説明会資料の一部です(画像クリックで拡大します)。2022年3月期通期ということで、2021年4月から2022年3月までの1年間の決算ということになりますので、ある意味区切りとなる決算資料になりますね。

さて、中身をみてみると売上収益が前年比280億円の増収とかなりの増収になっていて、さらに営業利益に至っては前年比プラス553億円と結構な利益をだしていることがわかります。というか、2021年3月通期が悪すぎですね。2021年3月期の通期はマイナス363億円、今年が190億円ですので、差し引くとプラス553億円という計算になります。

売上収益が前年比より280億円の増収で、営業利益が前年比553億円の増益ということは、資料にもあるように販売単価が上昇したことと、構造改革が成功して利益を出しやすい体質に変化できたことが大きいのだと思いますね。

ただ、2021年度は84万台の販売予想だったのが実績では70万台ということで、想定よりも14万台も少ない販売台数になっていることがわかります。今期の増益は製品価格の高いNikon Z 9が大きく寄与している可能性があるかもしれません。

今期の見通しは

それでは今期の見通しはどのようになっているのでしょうか?

決算資料

ニコンWebサイト

今期の見通しは売上が318億円の増収で、営業利益は30億円の増益を見込んでいるそうです。ただし、カメラ市場は製品供給が今年もできない見込みで、競合メーカを含め前年並みの販売台数になるだろうとしています。ニコンも部品の調達に制約があるとする見通しで、前期と同様に70万台の製品供給しかできないという予想をたてているようですね。

ということは、またあと1年ぐらいは、現状と同じような製品の供給不足がどのメーカのカメラでも発生する可能性があるのではないかなと思います。なので消費者も購入したいときに購入することができず、メーカも需要に応えることができず製品を売ることができないという状況になってしまうので、またカメラメーカにとっては厳しい1年になる可能性もありそうです。

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