キヤノンの顔認証技術が世界トップクラスに
キヤノンは米国国立標準技術研究所(NIST)が主催する顔認証ベンチマークテストにて、同社のアルゴリズムが日本1位/世界トップクラスの精度を達成したと発表した。
キヤノンは12月27日、米国国立標準技術研究所(NIST)が主催する顔認証ベンチマークテストにて、同社のアルゴリズムが日本1位/世界トップクラスの精度を達成したと発表した。
-ASCIIより
キヤノンの顔認証技術が日本企業で1位になったことが明らかになりました。記事によれば、認証使用とする本人の写真1枚と、その他の他人も含む複数の画像を照合し、人物を検索する精度で日本で1位、世界でもトップクラスの性能を実現したとしています。
以前のコンデジ全盛の時代から顔認識機能などが搭載されていましたし、カメラメーカにとっては顔認識というのは得意な分野の一つではないかと思いますね。ただ、今回は単に顔を認識するだけでなく特定の人を認識して判断することがでぎるということで、数段階ぐらい難易度は上がっていると思います。
このアルゴリズムを活用すれば、例えば犯人の写真を登録しておけば防犯カメラに写った画像から犯人を特定することができたり、コンサートやスポーツイベントで顔認証によってチケットフリーで会場に入ることができるシステムなど、様々な分野にの応用ができると思いますね。
そして、もちろんカメラ分野においては、特定の人物の顔をカメラに学習させることで、撮影時にその人だけにフォーカスを合わせ続けるといったことも可能になると思います。運動会やコンサートなどで、自分の子供だけにフォーカスを合わせるといったことも可能になりますので、いろいろなことに応用できるのではないかなと思いますね。
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