キヤノン 商品の供給状況の案内を更新
商品の供給状況についてのお詫びとご案内
更新日:2021年12月3日平素より、キヤノン製品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
現在、下記の各製品に関しまして、予想を上回るご注文を頂き、また世界的な部品供給による影響もあり、納期の遅れが発生しております。お客様ならびにお取引先様には大変ご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。
製品は順次、出荷の予定ですが、新製品のカメラ本体EOS R3、RFレンズRF14-35mm F4 L IS USMにつきましては、大変お時間を頂戴する見通しです。
心待ちにしておられるお客様を長くお待たせしてしまうこととなり、重ねてお詫び申し上げます。一日でも早く製品をお届けできるよう、安定した製品供給に向け対策を継続してまいります。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
キヤノンが商品の供給状況の案内について情報を更新しています。案内では、各商品についての供給状況について記述されています。それが下記のような内容になります。
・EOS R3
・RF14-35mm F4 L IS USM順次、出荷の予定ですが、新たにご注文いただく際は、お届けまでに半年以上かかる場合があります。
・RF16mm F2.8 STM
・RF100-400mm F5.6-8 IS USM
・RF400mm F2.8 L IS USM
・アイカップ ER-hE
・レンズフード EW-65C順次、出荷の予定ですが、通常よりも納期にお時間を頂戴する場合があります。
EOS R3は納期半年待ち
案内によれば供給状況は2種類あり、まずはEOS R3とRF14-35mm F4 L IS USMが商品を手にするまでに半年以上かかる可能性があることが記述されています。そして、それ以外の製品については、順次出荷しているが通常よりも納期に時間がかかる場合があるとしています。
EOS R3とRF14-35mm F4 L IS USMについては、新たに注文した場合に半年以上かかるという記述があることから、すでに半年分のバックオーダーがあり、いまから注文しても手にすることは半年後になることがわかります。
EOS R3とRF14-35mm F4 L IS USM以外については、それほど厳しい状況ではないようで、通常よりも時間がかかるかもしれないという程度のようですね。
EOS R3の月産台数は不明ですが、EOS R5が月産1万2000台(国内1500台)と言われていますので、それより少ない国内供給だとすると、国内数百台の供給で半年待ちという計算になるのかもしれません。
ただ供給よりも需要がかなり高かったという可能性もありますが、半導体や材料不足で予想より供給能力を確保できなかったという可能性もありますので、実際の需要がどの程度なのかという判断は難しいところだろうと思います。
また、人気の超広角ズームですが、こちらも商品を手にするまでに半年以上かかる可能性があるとしています。超望遠ズームと超広角ズームはどちらも人気レンズですし、現在はキヤノンのネイティブレンズしかありませんので、こちらも供給不足になるのも理解できますね。
それにしてもただでさえカメラ市場が縮小しているのに、人気があって売りたいのり売れないというのはメーカにとってはかなりのジレンマだと思います。
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コメント
コメント一覧 (1件)
R3が最大半年待ちですか……R5、R6の時より厳しい情勢ですかね。せっかく売れそうなのに物が無いのは痛すぎますねぇ。
しかしこうなると、Z9の1年以上待ちもかなり真実味を帯びてきます。必要な人は待ってでも欲しがるフラッグシップとはいえ、商機を逃すことに変わりはないですから早く改善してほしいですが、半導体の安定供給はいつになるやら……