4月3日はフォーサーズの日
フォーサーズの日にあわせて、OMデジタルソリューションズとパナソニックの特別ライブが公開されています。
記事ではマイクロフォーサーズ関連についての話題が様々取り上げられていますが、そのなかでもパナソニックやOMデジタルソリューションズのマイクロフォーサーズへの関与についての発言が気になりましたので報告します。
記事の内容で、以下のようにそれぞれのメーカが発言していました。
■ パナソニック マイクロフォーサーズからの撤退の可能性について
・安心して欲しい
・フルサイズとマイクロフォーサーズでは特徴がことなる
・間違いなくマイクロフォーサーズにも力を入れていて、実際に今もいろいろとやっている■ OMデジタルソリューションズ Lマウントへの関与について
・マイクロフォーサーズとしての道を突き進む。他はやらない
異なる各社のスタンス
これまでのネットの反応として、パナソニックに関してはフルサイズミラーレス市場に参入したので、フルサイズ市場に注力するためにマイクロフォーサーズへの関与を少なくするのではないか?という観測がネット上で多くみられました。
そしてマイクロフォーサーズについては、パナソニックと同様にフルサイズ市場に参入していくのではないか?という観測がありましたね。
今回のライブ配信のなかで、パナソニックはマイクロフォーサーズもLマウントもアライアンスでやっているので、2マウントを維持することはそれほど難しいことではないというような発言をしています。
そしてOMデジタルソリューションズは、自分たちはマイクロフォーサーズだけでやっていくということを明言する結果となりました。
マイクロフォーサーズはマウントの規格で、その他にはライバルがいないのでマイクロフォーサーズを強力に推進できれば、それだけ顧客が増えて、そうすると自然にOMデジタルソリューションズにはメリットになる可能性があります。ですが、フルサイズ市場はソニー、キヤノン、ニコンと多くのメーカが参入している市場で、そこで優位性を出すことはかなり難しい状況にあると思えます。ですが、一方でフルサイズに参入しないと利益が見込めないという可能性もあるので、難しい判断ではあると思いますよね。
オリンパスはマイクロフォーサーズ市場に賭けていて、パナソニックはより広い市場を求めたということだと思いますが、結果的にはどちらが正しいということになるのでしょうか。今後が気になります。
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コメント
コメント一覧 (2件)
それぞれ意見はあると思いますが、2マウントでなく1マウントのメリットは、大きさの違うセンサーで、かなりのレンズを共有できる(コスト削減できる)点にあると思っています。パナソニックの言うアライアンスについては基本??です。逆にLマウントLUMIXは、シグマという手強いレンズの競争相手(ライカは高いので。。。)を抱えることにもなっていないのか。うまくバランスを取れるのか(ズーム回転方向は違ったりしてますし、他特徴もあって大丈夫?)。
OMDSのMフォーサーズに専念は賛成ですが、逆に大きなセンサーには乗り換えにくいという面は抱えていると考えています。そしてセンサーの点では、APS-CとMフォーサーズは、ほぼ正面からの競争相手同士で、現在キャノン、ソニー、フジという強敵が存在することになっていると思います。ただしフジは、APS-Cがベストバランスとも言っており(フジは別マウントでラージセンサーでもあり、かなり乗り換えづらい)、また支持も強く生き残るとの意見も多いわけで、OMDSも頑張れば、といえるでしょうか。個人的には、確かに利益の面ではAPS-C等小型センサーカメラには厳しい面があり、フジといえどもまだ安泰とは言えない、やはり何か一段強いシリーズが必要で、フジであっても現在、試行錯誤段階のように思えます。
OMDSには、8-25mmF4や他のロードマップに載っているレンズにも期待しています。デザインはもう少し優しめ感があってもよいのでは?
ううむ。
マイクロフォーサーズ継続は嬉しいんだけど、フルサイズはね。
パナと同じLマウントって道もあると思うんだけど。
じゃ、レンズも融通効くし、MFT同様。
オリンパス(じゃなくなったけど)の画像エンジンでフルサイズってのも魅力的です。