ニコン カメラ事業撤退が心配と報道 撤退以上の問題になる可能性は??

ニコン カメラ事業撤退の可能性あるか

Business Journalがニコンの経営状況になついて報道しています。

ニコン、カメラから撤退する日…過去最悪の赤字で危機、売上の5割が蒸発、デジカメ壊滅的

「オリンパスに続いて、ニコンもカメラから撤退するのではないか」(関係者)との観測が浮上したのは、ニコンの苦しさのうつし絵だ。ニコンのカメラ事業は継続できるのか。

ニコンの2021年3月期の連結決算(国際会計基準)の予想は、売上高にあたる売上収益が前期比24%減の4500億円、営業損益が650億円の赤字(前期は67億円の黒字)、最終損益が420億円の赤字(同76億円の黒字)と、過去最悪になるとしている。

Business Journal

記事は長文でさらに詳しい解説がありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。

記事では、デジカメ市場が縮小してカメラの販売が落ち込んでいること、そしてもう一つの事業の柱である半導体製造装置もインテル頼みだったものが、インテルが半導体の製造の外注を勧めていることで、半導体事業も厳しい状態にあるとしています。

そのため、ニコンの主要事業の多くが将来を見通せない状況になっているため、かなり厳しい経営環境にあるのではないか?と思われているようですね。

2020年はオリンパスがカメラ事業を手放してしまいました。それまでオリンパスは映像事業で培った技術を医療事業の分野に応用できるため、映像事業が赤字でも医療分野に貢献しているので売却などは検討していないとしていました。ですが、この新型コロナウィルスの影響もあったと思いますが、意外とあっさりとデジカメ事業を売却してしまったという印象です。

ニコンも同じようなことになってしまうのでしょうか?

撤退したくてもできない可能性

オリンパスと同様に、ニコンも映像事業の売却ということがあり得るのでしょうか?個人的には、いまこの状況になっては売るに売れない状況になっていると思っています。

例えば、カシオがデジカメ生産から撤退していますが、カシオには時計や教育事業、電卓や電子辞書などの手堅い事業があり、デジカメから撤退しても他の主力事業がありました。そしてオリンパスには内視鏡などの医療事業があり、今のところそちらの事業は安泰です。

ですが、今のニコンにはカメラなどのイメージング事業、半導体露光装置の他に大きな柱がなかなかないような状況になっています。となると、この状況では特定の事業を売却しても、一時的に利益を得るだけで、その後が続いていかないと思います。何かしらの安定している事業があれば、採算の悪い事業を売却するということは検討できると思うのですが、そのような事業がないと採算の悪い事業だけを売却するというのは難しいと思うのです。

そうなるとどうなるのでしょうか?恐らく、カメラ事業だけを売却といったものではなく、ニコンという会社が海外の企業、例えば中国の新興企業などに売却されたり、資本提携からの他資本の子会社化というようなことになる可能性が高いと思いますね。

こうなる可能性が高いことは、以前から何度も言われてきたことで、今が本当に正念場だと思いますし、今からなら何とかなると思いますので是非頑張って欲しいですね。

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「ニコン カメラ事業撤退が心配と報道 撤退以上の問題になる可能性は??」への9件のフィードバック

  1. それでもまだ前回の決算で売上は富士フイルムのデジカメ部門の倍以上あるんですよね

    1. 寝返った男

      ミラーレスカメラで売上を回復しても
      昔の様にニコンvsキャノンの様な二強の一角には戻れないでしょうね。
      キャノンはフィルム時代から超音波モーターやペリクルミラー 視線入力AFなど技術開発力はズバ抜けてましたが、新規参入とは言えウォークマンなどソニーの開発力も飛び抜けてますからね。
      ニコンは開発力はありますが、両社に比べると大きな開きがあります。
      二強は無理でも三番目に位置するような感じになるのでしょう。
      ミラーレスカメラの時代になりカメラ業界の競争環境も変わってしまいました。

    2. ソースはニコンの決算だし、記者の言ってることは全部事実だと思うけど。

  2. ロンサム・カーボーイ

    前牛田一雄社長は、技術者として優秀であったのかも知れませんが、経営者としてはニコンを窮地に追い込んだ張本人でしょうね。現在も代表取締役ということは、ニコン社内には「責任を取る」という社風は無いということでしょうか。

    いずれにせよ、工場や人材を遊ばせては置けないので、リストラは今後も加速せざるを得ないと思います。

    現状でもZ7ⅡやZ6Ⅱの性能があれば、通常の撮影では困る事は一つもありません。しかし、他メーカーと比較した場合、数字上のスペック的に劣っている部分が顕在化してしまい、全体的に大人しい印象になってしまいます。また、専用レンズが一社独占のため高止まりしているのも中々Zシステムへと踏み込めない原因ではないかと思います。

    コロナの影響で大きく売上げが落ちましたが、この点は他社も同じ事です。ニコンにとってラッキーだったのは、総出荷数が減少している中での売上げ総数差であった事でしょう。何事も無く昨年度にオリンピックが開催されていれば、ソニー、キヤノンとの売上げ総数の差はもっと開いていたことが予想され、巻き返しは更に困難になった事かと思われます。

    Zレンズは写りが良いので、ニコンZシステムの将来は今後ボディの性能を上げることが出来るのかに懸かっているのではないかと思います。

    ところで、ニコンミュージアムが余計であると思っているのは私だけでしょうか。少なくとも今取り組むべき事では無いと思います。

    1. 寝返った男

      CP+でミラーレスカメラではチャレンジャーと認めているならば、ニコンミュージアムなど過去の栄光や遺産は必要無いと私は思います。

  3. ニコンは少なくとも光学部門はなくならないでしょう。
    国内で光学ガラス材からレンズまで作れるのは3社しかなくニコンを
    始めコニカミノルタ、コシナのみです。
    その技術はカメラに生かすべきですね。
    ここは何とか頑張って欲しい所です。
    Zマウントレンズの一部はコニカミノルタ設計のようなので開発力が
    落ちているのか人手不足なのか気になる所です。

    1. レンズの製造能力など、もはや企業競争への
      アドバンテージにはなりません。
      完全に見誤っています。

  4. ニコンは光学レンズ関連メーカーなので外資規制があります。
    よって海外に売却、子会社化は法的に不可能です。

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