カメラの販売が一層の落ち込み
CIPAがデジタルカメラ、交換レンズの販売統計について報告しています。画像クリックで拡大します。
グラフではデジタルカメラ全体と、レンズ交換式カメラ、コンデジの3種類のグラフが公開されています。上記で引用しているグラフはレンズ交換式カメラのものです。すべてのグラフは記事元リンクからご覧ください。
記事によれば4月のレンズ交換式カメラの販売台数が激減していることがわかります。数量では前月である3月よりも微増という感じです。しかし割合でみると3月の前年同月比約-57%から、4月は前年同月比約-64%と大幅に減少しています。激減という状況になっていますね。
これは4月がカメラ販売のかき入れ時になっていることが理由ですね。販売台数は微増ですが、4月はカメラがたくさん売れる時期ですので、比率としては前年より大幅な落ち込みになってしまっています。この時期にカメラが売れないというのはメーカとしては、かなり頭の痛い問題だと思いますね。
5月にも同じような影響が続くと考えられるため、さらに問題は大きくなりそうです。さらに前々年から比較すると4分の1ほどまで縮小していることになります。メーカとしてはオリンピックなどをきっかけにカメラ販売について期待していた側面があったと思うのですが、残念ながらその目論みは外れることになりそうで、今後しばらくはかなりきつい時代になるかもしれませんね。
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