富士フイルムが2023年3月期上期の決算発表
富士フイルムが2023年度の上期の決算を発表しています。カメラ関連の状況はどのようになっているのでしょうか?
富士フイルムが決算を発表しています。上記の画像タップで拡大します。
記事によればイメージング事業は好調で、売上高は前年比19.5%の増加、営業利益は前年比85.5%の増加ということで大幅な増収、増益となったことがわかりました。
上記の説明でわかりますが、プロフェッショナルイメージングのミラーレスカメラの伸びがすごいですね。前年比で30.2%増加しています。一方、チェキなどを含むコンシューマーも13.7%と増加しています。チェキなどは供給が需要に追いついていないため、増産体制が整えば、さらに増収になる可能性があると思いますね。
富士フイルムは、イメージング事業以外は、ほぼ前年と同じ程度ですが、イメージング部門が大幅に増えているので、富士フイルム全体で増収増益になったのはカメラ関連事業が頑張ったからのようですね。
このままの状況が続けば富士フイルムのカメラ事業は当分の間、安泰と言えるのかもしれません。カメラを購入するときに、その会社、事業が存続するかどうかは非常に重要なのでユーザにとっては安心材料になりますね。
さらに富士フイルムのX-T5の販売が好調であることについて「富士フイルム X-T5、X-S20の受注停止 供給追いつかず」にて詳しくお伝え。
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(記事元)https://ir.fujifilm.com/ja/investors/ir-materials/earnings-presentations.html
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コメント
コメント一覧 (3件)
絶好調なら価格改定しなくても良いんじゃないの?って思いましたが。
明日から値上げなので、急遽レンズ買いました。本日から値上げしているショップもありますね。
インバウンドが云々って言ってたんで為替レート起因の差額是正じゃないですかね? >価格改定
円安なんてわかりきってたんだからもっと早く踏み切ればよかったし、受注停止のまま告知翌日の値上げなんて良心の欠片も無い所業には笑うしかありませんが。
日本で売るための価格改定ならまぁいいと思いますが、いずれにせよ日本を有力市場と見ていないことがよくわかる動きですね。なにせ売上自体は絶好調ですから。
他社もそうなのかもしれませんが、今の為替状況だと、メーカーが国内ユーザーのために海外価格よりも安く設定していても、結局外国人が日本のショップで買うならメーカーは利益が減るんでしょうね。
海外では在庫があっても国内には在庫無しというのもそういうことなのかもしれません。国内価格を上げれば国内供給も増やせるということでしょうか。