
ついに一眼カメラが復活?
一眼カメラの人気が復活という番組が放送されています。どのような番組内容になっているのでしょうか?
それでは動画をみてみましょう。
一眼カメラ復活の理由を探っていく番組が放送されていて、Youtubeでその番組の一部が公開されています。
内容的には、だいたいこんな感じですね。
- これまでメーカ各社は医療、半導体事業に力を入れていた
- 今ではカメラ事業を成長分野と位置づけて力を入れている
- 各社がすごいカメラを投入していて、みんながカメラを購入し一瞬で売れてなくなってしまう
- 出荷額は2022年度は2021年度とくらべ39%増えている
- 平均単価は2年で倍の8.5万円ぐらいになっている
- メーカは中高級機種に力を入れている
- かつてはスマホの登場でコンデジが縮小してきた
- 一眼カメラはプロか写真館を対象にしていくしかないと思われていた
- 最近、ミラーレスカメラという高機能なカメラがでてきて単価を押し上げている
- 高画質とか最新機能を求めるとなるとミラーレスがいいということに気がつき始めている
- ほとんどの状況でスマホはきれいに撮影できるが、光が強い、動きが速い、スポーツ写真や鳥といったものは一眼レフ/ミラーレスのほうが有利
- スマホでもきれいに撮影できるのにミラーレスがなぜ人気なのか
- スマホは状況の急激な変化には対応できない、絶対的な高画質というと大きなセンサーということで人気になっているのでは
話をまとめると、ミラーレスカメラがすごく高機能になり、また大きなセンサーの絶対的な高画質にユーザが気がつき始め、新製品を出すと、在庫不足になってしまうほど売れているという流れになっているように感じます。
ただ、実際に本当にこれまでスマホで撮影していたような人が、ミラーレスを購入するようになっているかどうかは未知数なのかなと思います。これまでのミーレス需要は一眼レフを長らく使用していた人が、ミラーレスの高機能化と、レンズのラインナップがそろってきたことで、一眼レフからミラーレスへ移行しているだけなのではないかと考えることもできそうです。
市場のシェアが拡大しているかどうかは、実際にこれからカメラを趣味で始めようと思う人、若い人がどれだけミラーレスを購入しているかを見なければわからないのかなと思いますね。また技術の進歩は早いです。しかしある程度まで技術が高まると、人々が満足できる性能に達してしまい、買い換え需要を満たすこともではなくなってしまいます。なので、カメラメーカとしては難しいかもしれませんが、新しい機能をどんどん搭載していったり、新しいイノベーションによって需要を作っていくしかないと思いますね。
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あまり水を差すようなことは言いたくないですが、海外比率の高い市場で、急激な円安に振れたら、円での売り上げは上がって当然だと思うんですよね。ちょっとみた範囲ではそこには触れていないようです。
本当はカメラに限らず製造業はあまねく円安の恩恵をうけるはずですが、他に国際競争力を持つ製造業の業種が少ないのでカメラ業界に特殊な現象が起きているように見えているだけです。
しかし、この円安トレンドは継続しそうではあるのでメーカーにとってカメラ事業の優先度が上がることは確からしいとは言えそうです。
とはいえ、日本市場での単価上昇にもつながっているので消費者目線では必ずしも良い事ばかりではないですね。
iPhoneなどカメラ以外の進化がないのに高すぎるというのも一因かもしれませんね。
スマートフォンで撮れる写真と、フルサイズ/APS-C一眼で撮れる写真は大きく異なりますが、報道する人達が理解していませんでした。遅まきながら、それに気づいた記者などが出てきたということではないでしょうか。
日経の市場観察は、ことごとくトンチンカンではないでしょうか。
あっという間に売れてしまうのは半導体の在庫不足でタマが少ないからではないかとか、平均単価8.5万円で買えるミラーレス一眼は中古のジャンク品なのではないかとか……。
出せば売れる自信がないから半導体供給が復活しても生産数は少なめで、なのですぐ売り切れて大人気のように見える。くそ高いカメラばっかりになったので出荷額は大きくなる。なんてところじゃないかと思っています。