
ニコン 対中半導体製造装置規制で厳しい状況に?
アメリカ、オランダとともに半導体製造装置の中国輸出規制を実施しようとしていますが、国内メーカにはかなりの影響がでる可能性もあるようです。
どのような影響があるのでしょうか?それでは記事をみてみましょう。
例えば、EUVより一世代前の「ArF液浸」露光装置はニコンが世界シェアの一角を占める。ArF液浸を複数台利用すればコストはかさむものの、1ケタナノメートル台の半導体が製造可能だ。中国の半導体受託製造大手SMICがこの方法で7ナノメートル世代の量産に成功したとされており、「ArF液浸も中国向けを止めてくれというのが米国の言い分だろう」と今中氏は指摘する。
(中略)
ニコンの德成旨亮専務執行役員最高財務責任者(CFO)も「仮に日本政府から正式に発表があり、ガイドラインが明らかになれば、ルールに従って行動していく」と述べるにとどめた。ニコンはArF露光装置で約8割とされる北米顧客の依存度を減らすため、中国を含むアジアの新規顧客を開拓してきたが、今後は戦略の一部見直しを迫られる可能性もある。
上記はニコンに関係する部分を引用したもので、その他のメーカなどにも影響がでる可能性があるとしていますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
対中国輸出に影響か
記事のなかでは、規制が強化されると日本メーカの中国事業への影響は必至だと指摘されています。また、最先端ではなく世代が古い半導体製造装置についても輸出を規制してほしいというのがアメリカの本音であるとしています。最近、中国から中古の半導体製造装置の問い合わせが来ているという記事がありましたが、こういうことが影響している可能性があるのですね。
そして、ニコンのArF露光装置の8割が北米への販売だったので、依存度を減らすために中国などから新規顧客を開拓してきたとしていますが、今回の輸出規制により特に中国国内での販売の見直しをしなければならなくなる可能性についても指摘されています。そうなると折角、地道に顧客を開拓してきたのが無駄になる可能性があるわけなので少し心配になってしまいます。
しかし、仮にですが中国の影響下にある海外企業がタイやベトナムに工場を作り、そこで半導体製造装置を設置した場合には、第三国の経由ということになるので半導体の輸出ができてしまうのではないのかなと思ったりしています。製造装置を中国に輸出不可能にしても規制を回避する方法があれば結局意味ないのでそのあたりも心配になりますね。
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/b2b58e3dc8659f0febbaa19b4df1f8e5a9d8afcb
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コメント
コメント一覧 (2件)
この米中対立状況下で如何に上手いこと立ち回れるか手腕が問われますね。
日本は立場的に米国側なのでこういう事例を念頭に置いて海外展開しないとですね。
三菱系のニコンとしては、米国の要請を本音では断りたいでしょうね。
スペースジェットも失敗、その前は豪華客船で失敗。
米国は、自身には甘く、他国 特に日本には厳しいような、、、。