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ペンタックス フィルムカメラの開発検討 ユーザの声を取り込む施策

2022 12/21
カメラ業界・市場動向
ペンタックス リコー
2022年12月21日
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ペンタックス 新たなフィルムカメラを開発へ

ペンタックスが新たにフィルムカメラの開発を検討することが明らかになりました。昨今のフィルムカメラの人気を受けてということのようですが、どのようなプロセスでカメラを開発していくのでしょうか?

それではプレスリリースをみてみましょう。なおアイキャッチ画像はペンタックスのカメラのイメージ画像です。

PENTAXブランドにて”フィルムカメラプロジェクト “開始

~カメラファンの皆さんとの共創を目指して~

リコーイメージング株式会社

リコーイメージング株式会社(代表取締役社長:赤羽昇)は、PENTAXブランドにおいて、新たにフィルムカメラの開発検討を行う「フィルムカメラプロジェクト」を開始することをお知らせします。 昨今、若年層を中心に人気が再燃しつつあるフィルムカメラを、リコーイメージング/PENTAXが長年培ってきた技術を継承した新たな製品として提供することで、国内外のフィルムカメラファンの皆さんにカメラや写真を楽しむ新たな選択肢を広げることを目指します。昔からフィルムを楽しんでこられた方々、そしてこれから新たにフィルムを手にしてみたいという新世代の方々に向けて、新製品開発に伴い、アフターサービスをはじめとした「安心」もお届けしたいと考えます。

フィルムカメラプロジェクトの具体的な取り組み

  1. フィルムカメラの新機種の開発検討
    PENTAXブランドにおいて、フィルムカメラ開発の検討を開始します。リコーイメージング/PENTAXが培ってきたフィルムカメラ開発のノウハウを生かし、ベテランの技術者と若い世代の技術者が一丸となって技術を承継すると同時に、新たな視点を加えることができないかを検討します。
  2. カメラファンの皆さんとの共創の工夫
    デジタルカメラが主流となった現在、フィルムカメラの開発に必要な部材の調達も簡単ではなく、メーカー一社の想いだけでは進みません。そして何より、フィルムカメラが好きなファンの皆さんや写真家・クリエイターの方々の声が大事です。オンライン・オフラインでの各種イベント、SNSを通じたコミュニケーションを活用し、製品作りに反映できるよう工夫したいと考えます。一方で、こちらの進捗状況をワールドワイドでお伝えできるような、そういったファンの方々と共に創り上げるための工夫も検討します。

プロジェクト開始の背景 ~なぜ、今、フィルムカメラなのか?~

  1. 新世代ユーザーでのフィルムカメラ人気の高まり
    若年層を中心にフィルム人気が高まりつつあります。インターネットで「フィルムカメラ」を検索すると、多くのクリエイターや著名人、アイドルの皆さんがフィルムカメラを手に取っている姿が映し出されます。フィルムを現像し、プリントではなく直接データで受け取りSNSにUPする、といった楽しみ方をされている若者の声も聞きます。
    弊社で独自にWebアンケート調査(国内約3,000名)をおこなったところ、カメラ所有者の中で約20%はフィルムカメラを所持しているという回答も得られました。(※レンズ付きフィルム・インスタントカメラ除く)
    一方で、新品のフィルムカメラを製造・販売しているメーカーは少なく、中古市場で流通している製品は、アフターサービスが心配だという方もいらっしゃいます。リコーイメージングがフィルムカメラの製造・販売からアフターサービスまでを担うことで、ファンの皆さんが安心してフィルムカメラの世界を楽しめるお手伝いをします。
  2.  “あえて手間がかかる”楽しみを求めて
    昨今のデバイスの進化は目覚ましく、写真文化においてもスマートフォンの台頭により、手軽にどこでも綺麗な写真を撮影することが可能になりました。ただその便利な世界の中にこそ、あえて手間をかける楽しみがあると考えます。手間とは、読んで字のごとく人の手による個性と創造性、人の趣向が表れる部分です。手間にこそ、人にしかできないものの追求につながるという発想のもと、”カメラにおける手間の楽しみ”を、PENTAXが提供できればと考えます。

残存者利益を求める戦略か

プレスリリースをみるとリコーがペンタックスブランドでフィルムカメラを発売するというようにも読めますが、よく読むと、開発の検討を開始するという表現になっています。なので、開発が決定したわけではなく、今のところ開発の検討止まりです。もし検討した結果、ユーザの意向に添えないという結論になれば開発されない可能性も排除されていないのではないかと思います。

しかし、これだけ大々的に宣伝していることから、かなり高い確率で実際に発売されるのではないのかなと思いますね。

そして、面白いのはリコーの取り組みです。カメラの仕様をリコーが決めてしまうのではなく、ユーザと意思疎通しながらフィルムカメラの仕様を決めていくそうです。こういう機能が欲しいとか、こういう機能は価格が高くなるのなら要らないとか、具体的にユーザの意見を募って開発を進めていくというのはカメラメーカとしては新たな取り組みだと思いますね。これは、リコー/ペンタックスが近年、採用した手法でユーザを巻き込んで様々な施策を行うということを踏襲しているのだと思います。

しかしユーザの要求は様々あって、そのすべてを機能として搭載することは不可能です。中には採用されなかったことで反発する人もでてくるかもしれません。うまい具合にカメラメーカとユーザの間とで折り合いをつけて仕様を固めるというのは非常に難しいことでもあるのかなと思いますね。

キヤノン、ニコンがすでにフィルムカメラから撤退した状況で、ペンタックスのこの試みは、潜在的にあるフィルムカメラが欲しいという需要をまるごと得る残存者利益を狙った試みでもあるわけですが、果たしてこれは成功するのでしょうか?

個人的には、どこまでフィルムカメラに需要があるのかということを理解しる試金石として非常に興味がありますね。皆さんは成功する試みだと思いますか?

(記事元)リコーWebサイト

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コメント

コメント一覧 (5件)

  • 仲人 より:
    2022年12月21日 19:42

    正直不安です。
    特にユーザーと意思疎通しながら作り上げていくというのが絶対に万人の声を反映させることはできませんから必ず不満の声が出てくる。
    今の時代にフィルムカメラに注目してる人は拘りも人一倍強いでしょうからユーザーの声をどうまとめ上げていくのか手腕が問われますね。
    全ての声に迎合したものよりペンタックスならではの尖った個性のある仕様で安売りせずプレミアム感を出したほうがいいように思います。

    返信
  • 路傍のカメラ好き より:
    2022年12月22日 00:05

    数日前に管理人さんがブームの話を記事にしてましたが、まさかこんな発表があるとは。
    「若年層を中心に人気が高まりつつある」のはチェキや写ルンですなどの初期費用が安い物と感じます。飽きてすぐやめても出費は少ないですし。高い新品フィルムカメラを買って長く取り組む若年層がどの程度いるか。
    「多くのクリエイターや著名人、アイドルの皆さんがフィルムカメラを手に取っている」のも(本職のクリエイター以外は)「映え」が主目的の可能性が。
    往年のフィルムファンは大歓喜でしょうけど、そちらにリソースを割くことで”本業”のデジカメ開発が停滞しそうな予感が……事業売却はまだ考えていなさそう、というのが何気に最大の良いニュースかもですね。

    返信
  • 暴走老人 より:
    2022年12月22日 04:33

    「敢えて手間がかかる楽しみを求めて」であれば、AE等も廃した完全マニュアルカメラ(35mmカメラならNikon FやF2のアイレベルファインダー付、或いはシートフィルムのリンホフ等)なら面白いかも?

    返信
  • 鳥徹man より:
    2022年12月22日 20:14

    そうですね。デジカメとの差別化を図るならばニコンF ニコマートFTみたな露出計内蔵のマニュアル機ならば爆発的とは言えないまでもそこそこ売れるのではないでしょうか?
    露出表示は昔の追針式でなく1/3ステップバー式(今のデジタルと同じ)で見やすくして欲しいですけど・・・
    自分もフィルムで撮るならマニュアルカメラで撮りたいと思ってます(F6を使ってますがAF AE等で記録媒体が違うだけの感もあります ポジだと露出コントロールが難しいですが)。

    返信
  • Nikon1 V2 より:
    2022年12月23日 06:44

    フィルム現像の取扱店が身近にあればフィルムカメラを使っても良いかなとは思いますが
    今後は環境整備が進まない状況では難しいような気もします。
    フィルムカメラは防湿庫に数台ありますが一眼レフは今更使う気にはなりませんね。
    ニコンFもキヤノンF-1も近くの公園程度なら良いですがボディは当時のレンズと共に
    かなり重いです。
    手持ちのカメラではオリンパスペンSとEESなら使ってみようかな程度は思います。
    経営判断は難しいでしょうね。

    返信

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