眼鏡の反射画面から機密情報を入手 将来ピースサインの写真も禁止に??

眼鏡の反射光から機密情報を読み取る

眼鏡に反射した画像から、ひょっとしたら表示されている機密情報を読み取れることができるかもしれないという興味深い記事がありました。どのような記事なのでしょうか?

それでは記事をみてみましょう。

 米University of Michiganと中国のZhejiang Universityによる研究チームが発表した「Private Eye: On the Limits of Textual Screen Peeking via Eyeglass Reflections in Video Conferencing」は、Web会議に参加するメガネをかけたユーザーのレンズの反射によって、画面上の機密情報を不注意に伝えてしまうことを明らかにした研究報告を発表した。

(中略)

 研究では、数理モデリングと被験者実験により、Webカメラが撮影したメガネの反射光からテキスト情報や図形や表などのグラフィカルなコンテンツがどの程度漏れる可能性があるかを調査した。

ITmediaNEWS

記事によれば新型コロナなどでリモートワークが実施されたり、リモート飲み会なども行われていたりしますが、その時に眼鏡をかけているとその眼鏡に反射した画像から機密情報が盗まれてしまう可能性があるとしています。

ちょっと難しいですが、例えばライバルメーカも含むWeb会議などで、自分が何かしらの機密情報をパソコンの画面で表示させながら会議をしていると、ディスプレイに映し出された機密情報が眼鏡に映ってしまい、ライバルメーカが、その眼鏡に反射した機密情報を読み取ることで、機密情報を盗まれてしまう可能性があるということのようです。

静止画でも動画でも、背景に何かが映り込んでしまい、自分の素性がバレたりすることはよくあることです。例えばアイドルが自分の部屋を撮影したことで、恋人がいる形跡がみつかったり、窓越しに見える景色から住んでいる場所が特定されてしまったなどということが、今でもよくあります。

解像度が向上すると問題が発生する可能性も

背景に予期しない何かが映り込んでいて、自分の済んでいる地域が特定されたり、恋人がいることがバレてしまうということは、不注意ではありますが、そのようなことはよくあることです。最近は、写真撮影した背景から、特徴を絞り込んでいきその撮影された場所を特定することも簡単になっています。

例えば「今ここにいます」と画像をリアルタイムでシェアすると、その撮影場所が自宅からかなり遠いところであるとバレてしまう可能性があります。そうすると、いまはその人の部屋には誰もいないということで泥棒に入られる可能性が高まってしまいます。簡単に画像をリアルタイムでシェアするのはかなり怖い時代になっているかもしれません。

ところが、画面の解像度が向上すると、上記のような眼鏡に反射したディスプレイの様子から、パスワードや機密情報が盗まれる可能性もありますし、技術が発展すればピースサインをした人差し指から指紋情報が盗まれ、指紋認証を突破される可能性もでてくる可能性もあると思います。

また、目の黒目部分の模様を認証に使用する虹彩認証も、さらに高解像度の写真の撮影が可能になると、記念写真から瞳部分を画像を抽出され、虹彩の模様をコピーしてカラーコンタクトレンズ的に装着することで虹彩認証も突破することが可能になるときもくるかもしれません。

2017年の記事ですが、実際に虹彩認証を突破することができたというニュースが過去にありました。

 ドイツのハッカー集団「Chaos Computer Club」が現地時間5月22日、眼球の写真とコンタクトレンズを使って、Galaxy S8の虹彩スキャナをだますことに成功した模様を動画で公開した。そして、この動画は急速に広まっていった。

CNET Japan

いまのカメラの解像度では、このようなことができるとは思えませんが、将来的に解像性がかなりよくなると、このような認証が突破される可能性があると考えると、ちょっと怖い感じもしますね。

カメラに指紋や虹彩にフィルターをかけるということも可能なのでしょうが、悪意をもって撮影する人には対処できないので、将来的にはピースサインをしてはいけないとか、そんなルールが一般的になる可能性があるのかもしれません。

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