ニコン 家電量販店のカメラ販売縮小?? 専門性高い販路に注力か

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ニコンが販売戦略を転換?

Q︓主な顧客がプロ・趣味層となる中で、今後どのようなチャネルで売っていくのか、方向性を教えてほしい。

A︓チャネル戦略は、たくさん製品を並べて大量に販売するというやりかたではなく、専門知識を持ったチャネルを中心に展開していく方針であり、既に 2 年ほど前からシフトを進めています。現状コロナの影響もあって直販比率も上昇しています。顧客との直接のタッチポイントとして重要と考えており、今後も強化していきます。

ニコンWebサイト

以前にも紹介しましたが、投資家向けの質疑応答資料で興味深い内容がありましたので紹介したいと思います。それが、上記の質疑応答内容で、製品の販売戦略に関するものです。

この質疑応答内容によれば、ニコンは、今後は製品をたくさん並べて販売するという方法でなく、専門知識を持ったチャネルを中心に展開していくとしています。そして、それは2年前から、このような方向にシフトしているとしています。

ここでチャネル戦略という言葉がさらっとでてきますが、このチャネル戦略というのは流通戦略のことを意味しています。例えば、販売店を通じて製品を販売するのか、それともネットを介した直販かといった違いや、仮に販売店を通じて販売する場合にも卸問屋を通すのか通さないのか、顧客に製品を知ってもらう方法の手法などの戦略です。

店頭販売は縮小?

このチャネル戦略という観点から、上記の質疑応答内容をみてみます。

そうすると、まず、「たくさんの製品を並べて大量に販売するやり方」はしない方針だとしています。このことは、例えばコジマ、ヤマダなど全国にチェーン展開するショップにカメラを展示してもらって大量に販売するというような方針を取りやめるように受け止めることができます。

このことは「専門知識を持ったチャネルを中心に展開」という内容とも一致します。つまり、家電量販店などではなく、カメラ専門店や、全国にチェーン展開するショップであってもカメラ専門館を設置しているショップにのみ展開していくことを示唆しているものと思われます。

以前、当サイトにも家電量販店にカメラを見に行っても、ソニーやキヤノンはあるのにニコン売り場が縮小していて商品が置かれていないというような意見が寄せられました。これは、すでにニコンがそのような販売戦略を変更していた可能性が高いのではないかと思いますね。

それでは、今後、ニコンが展開していくという「専門知識を持ったチャネル」というのは、どのような販売方法になるのでしょうか。

まず、すでに述べた通りカメラ専門店や、カメラ専門館を持つ量販店や、ニコンダイレクトなどの通販ショップ、またはカメラに強い通販ショップなどを優先していく可能性が高いのかなと思います。

ニコンはすでにエントリークラスのカメラの販売を縮小する戦略をとっていますので、一般の人が購入するようなカメラの取り扱いは少なくなっていくものと思います。なので、仮に家電量販店に展示されるとしても、Nikon Z 50や、Nikon Z fcなどごく一部になり、その他の高価格商品についてはカメラ専門店やネット通販を利用して欲しいというような方向性になる可能性が高いと思いますね。

以前は、ニコンやキヤノンのカメラがずらっと並んでいたものですが、少しさみしくなりますね。

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