2022年第1四半期の売れ筋ランキング
1位 EOS Kiss M2 ダブルズームキット ホワイト
BCN
2位 EOS Kiss M2 ダブルズームキット ブラック
3位 EOS RP・RF24-105 IS STM レンズキット
4位 α6100 ダブルズームレンズキット ブラック
5位 α7 IV
6位 OLYMPUS PEN E-PL10 EZ ダブルズームキット ホワイト
7位 EOS Kiss M ダブルズームキット ホワイト
8位 α6400 ダブルズームレンズキット シルバー
9位 Z 50 ダブルズームキット
10位 LUMIX G100 標準ズームレンズ トライポッドグリップ付属
2022年第1四半期(1月1日~3月30日)のミラーレスカメラ売れ筋ランキングが公開されています。
ランキングをみるとキヤノン製品が絶好調で、Kiss MとEOS RPが上位にランクインしていて、ワン・ツー・スリーを達成です。とても売れていますね。
そして、このランキングTOP10圏内にフルサイズミラーレスもランクインしているのは、かなり衝撃的です。製品としては、EOS RPと、α7 IVです。EOS RPは価格が非常に安く、キャッシュバックキャンペーンも実施されているので、中級機のAPS-Cミラーレスを購入するのに少しの金額を足せば購入できる製品なので、上位にランクインするのも理解できます。こうなることをキヤノンが予想していて、EOS RPの仕様を決定していたとしたら、本当にすごいなと思いますね。
そしてさらに衝撃的なのはα7 IVが5位にランクインしていることです。BCNはカメラ専門店のランキングではなく、一般家電店が集計対象になっています。従って、通常は廉価なカメラが上位にランクインするのが当たり前で、価格の高いフルサイズミラーレスが上位にランクインするのは非常に珍しいです。
α7 IVは発売されたばかりの新製品で、さらに価格が高価であるにも関わらず、BCNランキングでこれだけ上位にランクインしてしまうというのは驚きです。しかも、α7 IVよりも下のランキングには、PEN E-PL10やα6400がランクインしていますので、それらの製品より売れているということになります。
このことは、もうフルサイズミラーレスとしてのソニー製品が完全に一般的に受け入れられたことを示すもので、ソニーのミラーレスは強いなと思わせるランキングです。
ニコンに関しては、Nikon Z 50が9位にランクインしていて、なんとか面目を保っているという感じですが、本来でしたらNikon Z fcがランクインしていると嬉しかったでしょうね。たぶん半導体不足などがなく、供給が潤沢であればZ 50よりも売れていると思うのですが、Z fcはいまでも供給不足が続いています。それがランキングにも影響を与えていると思われます。
恐らく今年も部品の供給不足が続き、製品の製造ができない状況が続くだろうと思います。そのような状況のなかで、どれだけ部品の供給状況を整えて製品として供給できるかが今後の販売にとって重要になっていきそうです。
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コメント
コメント一覧 (3件)
5位にα7 IVはエゲツないですね。
Kiss m2が数台分でα7 IVが1台分の価格ですし、α7 IVユーザーはレンズも色々買うでしょうから凄いことですね。
この状況が今後いつまで続くのか、他社の動向にも注目ですね。
願わくばBCNには以前のように、機種別シェアの数字を示して欲しいですね。。。。順位はキットレンズやカラーでも分かれているので、シェアは順位に比べてかなり違ったりする、またシェア数字の差もわかるので。α7Ⅳはレンズキット等はないはずなので、シェアでは上に出てくる9機種では最下位ではないかと考えています。それでも生み出す利益でみれば断トツのトップでしょう。
しかし本来であれば、α7cやZV-E10も出てきているはずなので、どうしたソニー感がありますね。Z50はフジのX-S10より上になっていそうなので、半導体他の影響がどうなのかはありますが、頑張っていますね。しつこいですが、個人的にはデザインを変えたZ50後継機を出して欲しいですが。
EOS Kiss M2 は普及機としては良い出来で価格も安いとなれば
売れるのは当然ですね。
半導体不足のおり部品調達コストがかなり上昇しているだろうに
このクラスを供給し続けているキヤノンはすごいですね。