キヤノン2022年12月期1Qの決算発表
キヤノンが2022年12月期の第1四半期の決算を発表しています。発表によればコンスーマセグメント(レンズ交換式デジカメ、インクジェットプリンタ)では、レンズ交換式カメラとインクジェットプリンタの売り上げ増加により増収、単価の高い製品が売れたので増益になったそうです。
補足資料によれば、2022年第1四半期のレンズ交換式デジタルカメラの販売台数実績は対2021年比で3%増加だそうです。そして年間の計画販売台数については予想より26%増加しているということのようですね。
ただ、2021年対2020年の比較をみると2021年の第1四半期は2020年同期よりも20%も販売台数が減少しているので、あまり素直に喜べない数値なのかもしれません。
しかし、この表をみると2021年第2四半期の前年同期比+84%というのが特に際立っていますね。それだけ2020年第2四半期のカメラ販売は絶望的だったと言えるのだろうと思います。第2四半期というと、4月1日~6月30日までですので、新型コロナが日本国内でも市中感染しだして増加し、ゴールデンウィークに外出なんてとんでもないというような時期でしたので、この増加率も理解できるところです。
キヤノンに関しては半導体不足や物流の混乱がありつつも他社と比較して供給が安定していますので、それも販売台数の増加に寄与している可能性が高いと思いますね。恐らく2022年の第2四半期はもっと販売台数が増加しているのではないかと思います。
あとはEOS R3が安定的に供給できると、もっと営業利益についても増加してくるのではないでしょうかね。
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