ウクライナ侵攻で半導体製造にさらなる追い撃ちか
それぞれの国から日本への貿易取引は、【ウクライナ→日本】として「たばこ」「鉄鉱」「アルミニウム合金」がある。
これらを入手せねばならない企業やサプライチェーン部門は現時点ですぐさま対応を検討せねばならない。ウクライナという国家が危機に瀕することによって輸入が止まる可能性が高い。
また【ロシア→日本】としては「天然ガス」「石油」「歴青炭」があげられる。
各国のアナリストは、ロシアとウクライナの紛争はサプライチェーンに異常なほどの結果をもたらす、少なくともリスクが高まると述べている。少なくとも半導体IT業界の不確実性を高める、としている。半導体製造に必要な希ガスがウクライナルートで入ってくるからだ。
-Yahooニュース
記事によれば、ロシアのウクライナ侵攻で半導体製造が不安定になったり、アルミニウムや鉄鉱不足、そしてエネルギー危機が発生するかもしれないそうです。全文は記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、仮にロシアがウクライナを手中にした場合、経済制裁としてウクライナから輸入してる鉄鉱、アルミニウム合金、半導体製造に必要な希ガスが、そしてロシアからはロシアが輸出している天然ガス、石油などが輸入できなくなる可能性があるとしています。
特に大きいのはアルミ、鉄鉱、希ガスか?
エネルギー関連については、他国の産油国などが増産に応じてくれれば価格上昇は避けられるかもしれませんが、アルミや希ガスというのはなかなか増産というのは難しいのかもしれません。
希ガスが半導体製造にどのように使われるのか調べてみたのですが、レーザー光を発生させるために必要なのだそうで、アルゴン、ネオン、クリプトンなどの希ガスが利用されているようです。これらの入手ができなくなると、半導体製造ができなくなってしまいますので、確かに半導体製造に不確実な要素が生まれることになってしまいますね。
ただでさえ半導体不足が続いているのに、生産すらできなくなる可能性がでてくると考えると、かなり深刻な事態になる可能性も考えられそうです。そうなると当然ですがカメラメーカのカメラやレンズの製造、半導体製造装置の納入にも影響がでてくる可能性があり、ニコン、キヤノン、ソニーなどのカメラメーカにとっては非常に問題となる可能性がでてきそうです。
ウクライナ侵攻がどのように収まるのかかなり心配になりますね。
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