定着するかカメラのサブスク
スマートフォンの定着でデジタルカメラの販売が振るわない中、カメラのレンタルサービスが広まっている。ここぞというときの「大切な1枚」は高級カメラで撮りたいというニーズが根強いからだ。インターネット上でサービスを展開するベンチャー企業が会員を増やしているほか、大手の量販店もレンタル事業を本格化している。
-産経新聞より
最近は定額料金制のサービスが増えてきています。例えばNetflix、Amazonプライムといったものや、定額制の音楽聴き放題、漫画の読み放題、雑誌の読み放題などがありますね。
このようななかでカメラのレンタル事業に様々な企業が参入しているようです。記事によれば、ビックカメラなどもレンタルサービス会社と手を組んでレンタル事業を開始しているようで、購入してもらう動機としてレンタル事業を利用しようという狙いがあるようです。
記事で紹介されているレンタルサービスをみてみると、結構な製品がレンタルされていることがわかります。仕組みとしては、1ヶ月間のレンタルサービスで、返却しない場合は月ごとに更新され課金されるような仕組みになっています。
価格についてですが、それぞれ製品によって6段階にクラス分けされていて、同じクラスだと同価格のレンタル料金となっています。具体的にはどのような製品が、どのような価格でレンタルされているのでしょうか?ちょっと一例を挙げてみます。
・Nikon Z 6 24-70レンズキット 1万3750円
・α7 IIズームレンズキット 1万0450円
・Nikon Z 50 16-50 VRレンズキット 1万0450円
・α6000 ダブルズームレンズキット 7150円
それぞれ製品価格、発売時期によってクラス分けされて価格が設定されているようですね。
ちなみに、Nikon Z 50の標準ズームキットは現在の最安値で10万3500円ですので、おおむね10ヶ月間レンタルすると製品購入価格と同等の支払いをすることになります。
年に数回しか撮影しない人にとってはお得か
カメラを趣味にしている人は、毎月なにかしら撮影に出向いたりとか、野鳥、飛行機、列車の撮影を頻繁に行っているとか、スナップ撮影目的で毎日カメラを持ち歩いたりとかしている人も多いと思います。そのような人にとっては、さすがにサブスクは高すぎるので、購入したほうがコスパが高いということになるのではないかと思いますね。
ただ、子供の何かしらのイベントとか、家族との旅行、友達との卒業旅行や合宿、年に何回かあるイベントでのコスプレの撮影会、といったような場合にしかカメラを使わないという人の場合、年に何回か撮影するぐらいでしょうから、そういう人にとってはサブスクというのは魅力的かもしれません。
例えば年に2回のイベントでカメラを持ち歩きたいという場合には、レンズキットであれば3万円ほどで、それぞれ1ヶ月のレンタルを2回することができるので、比較的に廉価で済むということになると思います。期間も長いので、実際の撮影日に向けて練習する時間もとれるのでいいのかなと思いますね。
最近はカーシェアリング、レンタル自転車など様々なサブスクがありますが、カメラも成功するのでしょうか?きになるところです。
まったく関係ないですが、家電量販店にはLED電球のレンタルサービスをぜひ実施して欲しいと思っています。LED電球は寿命が長いし、製品によって色味や明るさにばらつき画あるので、実際に購入してみて取り付けるまで、自宅に合う合わないというのがわからないのですよね。しかも購入したら寿命が長いのでずっと使い続けるか、メルカリなどで売却するしかないので面倒です。デポジットでのレンタルサービスをしてくれれば、実際に取り付けて試すことができるので、ぜひLED電球のレンタルサービスをお願いしたいです。
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