リコー カメラ事業が黒字転換
【その他】
その他の売上高は、前第1四半期連結累計期間に比べ 41.4%減少し 55億円となりました。主にリコーリース株式会社(以下、リコーリース)の持分法適用会社への移行により売上高及び営業利益が減少しました。カメラ事業では新製品の販売が好調に推移し黒字に転換いたしました。その他全体の営業損益は 32億円(損失)となりました。リコーリースの持分法適用会社への移行による影響を除くと増収増益となりました。
リコーが決算情報を公開しています。カメラ事業は「その他」の事業に分類されていて、主力事業ではなくなってしまっているようですが、それでもカメラ事業は新製品が好調で、黒字に転換したとしています。リコー、ペンタックスユーザとしては安心できる報告になるのではないのかな?と思いますね。上記の画像をタップすると拡大画像が表示されます。
GR IIIとk-3 mark IIIが好調な売れ行き
リコー/ペンタックスでは、コンデジのGR IIIと、一眼レフのK-3 Mark IIIが好調です。
GR IIIは2019年3月に発売された製品ですが、しばしば有名カメラ専門店などのランキングで上位に入っていて、ハイアマチュア、プロフェッショナルの人に受け入れられているようです。APS-Cセンサーを搭載し、換算28mm f/2.8の単焦点レンズという、かなり思い切った仕様のカメラですが、1/1.7型程度のカメラサイズを実現しており、究極のスナップ用カメラとして相応しくなっています。お散歩などで持ち歩くにはもってこいのカメラだと思いますね。
最近はコロナ渦で外出する機会が減り、運動不足を解消するためにウォーキングや散歩を始めたいと考えている人も多いようですが、どうも長続きせず諦めてしまうという人も多くいるようです。そんなときにオススメなのは、スマホの音楽プレイヤーとデジカメですね。特にカメラを持っていると、撮影する被写体を探すために多少、遠くまでいっても苦ではありませんし、歩きながらでも様々な被写体を発見して撮影しながら歩けるのでとても楽しいです。そんなときに小型軽量で大きなセンサーのGR IIIはとても良いカメラだと思います。
K-3 Mark IIIはペンタックスのフラッグシップモデルとして期待されていた製品ですが、ニコンやキヤノンは、このまま一眼レフから撤退しそうな勢いですので、今後の一眼レフの主力はペンタックスになっていく可能性が高く、ニッチな市場でシェアを高めることができれば、今後もペンタックスの一眼レフは安泰かもしれません。
いずれにせよ黒字化したというのは嬉しい情報で、このまま黒字化してくれればペンタックスユーザとしては嬉しいですし、安心できるのではないのかなと思いますね。
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