なぜマクロ撮影で三脚を使うのか
なぜマクロ撮影に三脚がお勧められるのかという記事が掲載されています。どのような理由があるのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
■ 安定性
- 被写体に近づくと手ぶれが目立つ
- セルフタイマーやリモートレリーズを使うとさらに動きが抑えられる
■ ローアングルと撮影しにくい場所
- カメラを水平に動かしたり回転でる三脚を使うと狭い場所にも入りやすい
- 三脚が地面すれすれにできるものはより効果的
■ 長いシャッター速度
- より長いシャッター速度での撮影が可能になる
- 木漏れ日のない森などで有効
■ 構図を決める
- カメラの位置を変更せずに各種設定の変更が可能
- 邪魔な小枝などを両手で遮りながら撮影ができる
■ 置きピン
- 素早く動く被写体を撮影するときに、被写体が着地する部分にフォーカスを当てるこてができる。
■ フォーカススタッキング
- 静物を撮影するときピントを少しずつずらして撮影し合成することで被写界深度を広げて撮影できる
- すべての画像が一致する必要があるため三脚が必要
楽しいマクロレンズ
マクロ撮影で三脚が必要な理由という記事が掲載されています。上記はそれぞれ内容を要約したものになりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
マクロレンズというと、やはり接写(拙者ではない)撮影が得意なレンズということになります。レンズ次第ですが、概ね等倍の撮影ができるレンズが多く、非常に大きく撮影できるので、普段とは異なる視点で撮影できるので非常に面白いレンズです。
そのためマクロレンズの人気は高く、新しいマウントが開発されるとまず最初に発売されるレンズの一つになっています。ニコンではZマウントレンズとして50mm f/2.8、105mm f/2.8のミラーレス用レンズが発売されています。
筆者は換算60mmのマクロレンズを普段使いの単焦点レンズとして利用していて、標準レンズとしてもマクロレンズとしても利用できてとても便利です。
しかし換算60mmぐらいですと手持ちのマクロ撮影でも連写すればなんとかなるのですが、さすがに105mmぐらいになると手持ちではかなりきついという印象で、ボディ内手ぶれ補正とあわせて使えばなんとかなるのかもしれませんが三脚が欲しくなる理由もわかるところですね。特に長秒撮影したいときには非常に有効なんだろうなと思います。
でも普通の散歩なんかで三脚を持ち歩くのは非常に面倒なので、やっぱり気合いを入れて「さあ、撮影するぞ」というときですよね。60mmマクロでスナップ撮影しているときに三脚を持ち運ぶのは個人的にはかなり厳しいです。
さて、記事では様々な理由が記述されていますが、主に屋外で撮影しているカメラマンの意見のようですね。三脚でカメラをセッティングして、じゃまな枝などを撮影者がすこし移動させながら、リモートコントローラーで写真を撮影するなど、より実践的な内容が記述されています。
フォーカススタッキングの記述もありますが、ピクセルシフトのハイレゾ撮影などでも三脚は活躍してくれるだろうと思います。あとテーブルフォトなどでもカメラ固定で自由に被写体の位置決めができるので便利ですね。
三脚は安いものでは数千円からありますので、1本ぐらいもっていると何かのときに便利に撮影できるかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (3件)
チャイナの2倍マクロ/MFで撮影しましたが、外での手持ちはブレて無理でした。
部屋の中で三脚装備じゃないとブレ、ピント、なかなか難しいですね。
撮れたものはさすがの2倍マクロと思わせるものでした。
マクロを使うような近接撮影では体の揺れも影響するので三脚は必要ですね。
特に前後の揺れに対しては5軸手振れ補正も無力です。
前後の揺れに関し、いずれ高速AFとターゲット追尾で対応するメーカーが
出てくる事を期待しています。
花を撮るのに三脚があったほうが良いのは当たり前であり、ローアングルのできる三脚を何本か持っています。
が、結局、機動力を重視(ただめんどくさいだけともいう)し、三脚を使わないことが増えました。
デジタルになり、コマ数が稼げることもあり、手振れ補正&高感度&連射でごまかしています。