もしミラーレス版Nikon Dfが発売されるとしたら・・
もしミラーレス版のNikon Dfが発売されるとしたら、このようなカメラにして欲しいという記事が投稿されています。どのような記事なのでしょうか?
それでは記事を見てみましょう。なおアイキャッチ画像はNikon Dfです。
フルサイズのNikon Zfは登場するのか?
ときどき私はカメラレビューの過去の投稿を見ている。そしていつもNikon Z fcのレビューを見るたびに、我々スタップがどれだけがっかりしたかを思い出す。
ニコンは発売した製品よりも100万倍も優れた製品を、いくつかの試行錯誤を繰り返すことで実現できたはずだ。私が述べているのは、なぜNikon Z 50を作ったのに、その後にプラスチッキーなレトロデザインを採用したのかということだ。私は、もしNikon Zfが市場にお目見えするときがくるのか今でも考えている。そして、これがニコンが行う必要があることだ。
ハイエンドのNikon Fをインスパイアする
あなたがニコンのビンテージカメラを所有しているカメラマンをみたときに、なぜ彼らがそのカメラを所有していると感じるだろうか?彼らはもっと安く、さらにプラスティックなカメラを手に入れようと思うだろうか?または、彼らはややさらに少し重く信頼性のあるカメラに手を出そうとしているのだろうか?インスタグラムやその他のサイトでも、みんなハイエンドカメラに手を伸ばしていることに気がつくだろう。Nikon Fは高い需要からここ数年にわたって価格が高騰している。彼らはそのカメラで撮影することを愛するという幸せを手に入れたフォトグラファーだ。さらに重要なことは、同様に魅力的なレンズと素晴らしいフィルムを組み合わせることが多いということだ。
ニコンがNikon Z fcを発表したとき、そのカメラは象徴的とは考えられていなかったカメラ(筆者注:Nikon FM2)をインスパイアした。しかし、ネット上を見渡せば、写真家はNikon Fのようなものを求めている。そしてさらに重要なのは、ニコンはこのことに気がついているということだ。
2018年、ニコンは文字通り、Nikon Fに関連したGQ(筆者注:アメリカのファッションブランド)のコンテンツのスポンサーとなったのか。しかし、Nikon Z fcではこのようなことはなかった。なぜか?よりハイエンドのNikon Zfは、Nikon Fをモデルにしているはずだ。それでも、象徴的で素晴らしいカメラのNikon Fを製造したときの何かを取り入れているだろう。
Nikon Zfに金属部品を使う
そう、金属部品に関して話そう。Nikon Fは非常に頑丈だ。そして電子部品もない。私も、そこまでやれとはいわない。X世代(筆者注:1960年代~1970年代に生まれた人)か、それよりかなりのお年寄りはそのような製品を購入しないと言うかもしれない。しかし、最近、写真家が会話から仲間はずれになっているという事実に関して言われていることがある。やや重量的な金属的なカメラを、そのような写真家にために特注品として、ニコンが十分にそれを製造できれば、彼らはNikon Zfをこぞって購入するだろう。
理解して欲しいのは、必ずしも重いカメラを必要としているわけではない。カメラは重くてもいいが、その重量をどのように配置するかが重要なポイントとなる。もしNikon Fにグリップのようなものが必要でなければ、どうして最新のNikon Zfにも必要になるのだろうか?
フルサイズのNikon Z fとして真っ先に思い浮かぶのは真鍮だ。さらに重要なのは、時間の経過とともに変色することだ。
そして、カメラを安く作る必要があるとは思わない。もっと価格を高くして、将来にわたって使えるものにして欲しい。
耐候性を犠牲にしない
Nikon Z fcには述べるような耐候性がない。しかし、Nikon Zfはそのような耐候性があるカメラであるはずだ。耐候性は、雨の中で撮影するのに必ずしも必要ではない。しかし、そのかわり、長期間の耐久性にとっては必要だ。どれだけカメラに耐久性があるのか?少なくとも数年、レンズを交換しなくとも耐久性と信頼性は非常に重要だ。
これ以上語る必要があるだろうか?私はニコンがある意味で古いカメラをリサイクルしようとしているのだと思う。そして、ニコンはZfにこだわらなければ部品を再利用すればいい。だれも革新性を求めるためにNikon Zfを購入しないし、消費者はそれを知っている。彼らは、使用感や感性でカメラを購入している。
もしNikon Zfを革新的なものにしたいのであれば、Nikon Z 9のオートフォーカスを採用する必要があるだろう。最低でも、使用感から物理的なメカシャッターは残して欲しい。
Nikon Fインスパイア製品への期待
記事では、もし、仮にNikon Z fcのフルサイズ版が発売されるとしたら、このような製品にして欲しいとしています。
記事によれば、Nikon Z fcはレトロカメラのスタイルではあるけれども、プラスティック部品が多様されていて、がっかりしたとしています。そして、いま本当にレトロスタイルのカメラを欲しいと思っている人は、Nikon Fを所有していて、デザインや各種の部品などもNikon Fに似たデザインや部品を採用するべきだというようなことを述べていますね。
ただ個人的には、かつてのNikon Fのような製品を販売したとして、それがどれだけ売れるのか、採算がとれるのかそのあたりが重要になるのだろうと思います。仮に細部まで気をつかって製品を作り、部品もプラスティック部品を少なくし、加工精度の高い部品を採用すれば、価格的にはかなり高くなることが予想されます。
それだけ高いカメラを購入してくれるかどうかは未知数なので、仮にニコンが一般的な製品として発売するとしても、できるだけ安く、かつ昔のカメラのデザインを採用したデザインにするしかないと思いますね。
記事にもありますが、特注や受注製品として販売するということもできるとは思いますが、いまのニコンの利益重視の方針とは相反するような製品を作るとは正直思えません。
とはいえ、Nikon Fのデジカメバージョンが欲しいという人は一定数いるのも事実だと思います。できるだけNikon Fに寄せつつ、ユーザが満足できるようなカメラとしてデジカメバージョンを発売できればと思いますが、いまのところ現実的にはかなり難しいだろうと思いますね。
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コメント
コメント一覧 (3件)
う~ん、Zfcはデザインの良さに加えて、あのカジュアルさ、コンパクトさ、そしてお値段があったので売れたのだと思います。重くて大きな金属製のカメラはカジュアルじゃないですよ。
ニコンがAPS-CでZfcを出したのは慧眼だと思いますけどね。
それに現状では、Zf(仮)の母体になるフルサイズミラーレス機も存在しませんし、そもそも開発費用を考えれば、真っ先にZf(仮)が発売されることも無いでしょう。仮にZ9からのお下がりだとお値段が50万円程度はするでしょうし、需要を考えれば、Zf(仮)は後回しだと思います。
個人の好みでしょうが、現代的な操作性で、とにかく現在のニコンデザインではなく、普通のペンタデザイン(といっても現在ではクラシック的?)で、シルバーとブラックボディがあるのがいいです。比較的にはOMDSのE-M5とか? 個人的には派生型とかはいらないですし、写真家向けとかではなく、普通に一般向け製品を普通の価格で出して欲しいです。すでにニコン?には難しいのかもしれないですが。
個人的にはZ fcのような操作系でレトロデザインならゆっくり撮るので、中身はZ 5の転用でいいので20万円弱くらいでF2インスパイアの見た目だったら欲しいですね。