先行しているのはやはりソニーのようです。
DPreviewは、キヤノンEOS R、Nikon Z6、ソニーa7 IIIを比較した。DPreviewは予想通り、キヤノン、ニコンがソニーa7 IIIを止めることができなかったと考えている。
以下がDPreviewの結論
レンズについて考えないとしても、ニコンとキヤノンはすでに5年先行しているソニーに対して追いつくために作業していることは明らかだ。追いつけないような差ではないが、ニコンとキヤノンは人間工学的なデザインとユーザインターフェースについて広範囲な体験をもたらしており、それはソニーが恐らく心配している点だろう。
すべてのカメラは素晴らしい画像を生成するが、ソニーは容易に様々なシチュエーションに適応できる。ニコンは特定の写真撮影に関しては自信があり、同時に予期せず素晴らしいビデオ機能があるが、Z6はこれら3機種の中でAFシステムの信頼性は最下位だ。キヤノンは一眼レフの真似をするということではなく、簡単に使用できるカメラを作成しようとしたが、その最初の試みの結果は納得できないものだが、とても有能なカメラである。
最終的には、あなたがどのようなレンズが欲しいか、どのようなレンズを購入しようとしているか、そしてどのメーカがあなたのニーズにマッチしたカメラを製造すると信じることができるか、ここ数年の近い将来に決断をするときがやってくる。なぜなら、もし後から大きなコストを支払うことを避けようとするならば、いまカメラを選択することは、よくわからないレンズラインナップに身を委ねることになるからだ。同時に、ソニーが素晴らしいセンサー性能を持っているのは事実だが、それ以上のものはない。ソニーa7 IIIの人間工学的設計はひどいものだ。この比較レビューでは、信頼性、カスタマーサービス、レンズラインナップ、色彩工学など多くの点について考慮されていない。センサー性能だけでカメラを判断するのは少し誇張だ。
(記事を一部意訳しています)
フルサイズミラーレスに関しては、その考え方については三者三様のようですね。
記事の真意としては、ソニーはとにかく小さく軽量が主眼で、使い勝手、使用性に基づいたデザインなどはあまり重要視していないというように考えているように見えます。逆にニコンとキヤノンについてはユーザーインターフェースや人間工学的なデザインという別の魅力をフルサイズミラーレスにもたらしたと考えているようです。
ニコンのフルサイズミラーレスに関しては特定の撮影(恐らく動く被写体以外の被写体)では自信があるが、AFの信頼性が3社の中では他の2社に敵わないということのようですね。
キヤノンはフルサイズミラーレスということで新しい使用性をカメラに導入したということで賛否両論あるようです。
性能的にはソニーがもっとも現在のところ優れており、さらにレンズラインナップも揃っているようですが、この記事では、どのメーカが自分好みのカメラやレンズを作成してくれると考えるのかによって選択するしかないとしているようですね。
いずれにせよ性能ではまだまだソニーに敵わない部分が有るようですが、ニコンもキヤノンもほぼ1機種のみを販売しているに過ぎませんので、それぞれ撮影状況に応じたラインナップを拡充していくことも重要になりそうですね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://www.canonwatch.com/canon-eos-r-and-nikon-z6-behind-sony-a7-iii-dpreview-thinks/
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