ペンタックスの好調続く
1(2)キヤノン「EOS 90D」 40
2(1)ペンタックス「K-3 Mark III」 34
3(3)キヤノン「EOS Kiss X10・WZK」 19
5(-)キヤノン「EOS Kiss X10i・WZK」 17
4(-)ニコン「D6」 16-PHILE WEB
全国有力販売店のカメラ売れ筋ランキングが公開されています。集計期間は2021年6月の1ヶ月間となっています。その他にもコンデジのランキングなどもありますので、すべてのランキングやその解説は記事元リンクからご覧ください。
ランキングではキヤノンのEOS 90Dが1位となっているわけですが、前月に1位だったペンタックスのK-3 Mark IIIが2位にとどまり、かなり売れ行きが好調であることがわかります。その後にはEOS Kissが続いているわけですが、残念ながらニコンの廉価一眼レフはランクインしていません。
このランキングはモニター店が特徴的で、以下のようになっています。
ケーズホールディングス(茨城県水戸市)
ヨドバシカメラ(東京都新宿区)
マップカメラ(東京都新宿区)
フジヤカメラ(東京都中野区)
ビックカメラ(東京都豊島区)
カメラのキタムラ(神奈川県横浜市)
カメラ専門店や、カメラの販売が祖業となっている量販店ばかりで、比較的、ハイアマチュアやプロフェッショナルの人の動向が強く反映されているランキングとなっていると考えられます。なので上記のように比較的価格が高い製品でも上位にランクインしているというわけですね。
ニコンは一眼レフ撤退を選択?
一眼レフのランキングからニコンの廉価機がなくなってしまっています。これはニコンの廉価機がディスコンになってしまったからです。
ニコンは廉価な一眼レフであるD5x00シリーズ、D3x00シリーズが、ニコンのホームページの製品一覧から完全に消えてしまいました。この様子ですと、ニコンは廉価な一眼レフから撤退をしてしまったとも受け取れます。
もし、ニコンが一眼レフの撤退を選択したとしたら、一眼レフを購入するのならキヤノンかペンタックスということになるわけですが、そのキヤノンもEFレンズを続々と終売させており、今後はミラーレスのみになってしまいそうにもみえます。
そう考えると、今後も一眼レフを使い続けたいという人の選択肢としては、やはりペンタックスを選択するのが無難なのかなと思いますね。ただし、ペンタックス/リコーはデジカメ事業では多くの利益を出していないでしょうから、こちらもカメラ事業の存続が懸念されています。
なので結果的にどのメーカを選択しても一眼レフ市場はかなり厳しい状況にあるのかな?と思いますね。ペンタックスがk-3 Mark IIIで盛り上がってくれればいいなと思います。
[template id=”4241″]
コメント