iPhone全モデルにボディ内手振れ補正機能が搭載か?
・全モデルに有機ELディスプレイが搭載され、そのうちProモデル2つには120Hz表示が採用される
・全モデルの背面カメラには、現在iPhone 12 Pro Maxのみ搭載されているセンサーシフト式手ブレ補正機能が搭載される。新たなProモデルには、超広角レンズにオートフォーカス機能が追加される
・iPhone 12のProモデルのみに搭載されたLiDARスキャナ(3Dセンサー)は引き続きProモデルに限定される
iPhoneの最新機種であるiPhone13の噂が投稿されています。噂によれば、iPhone13の背面カメラには、光学手振れ補正ではなくボディ内手振れ補正が搭載される可能性があるとしています。
スマホと比較してレンズ交換式カメラや、コンデジのメリットとして、優秀な光学式手振れ補正やボディ内手振れ補正、そしてそれらの協調補正などがあると思います。スマホは小型に、しかも薄く作る必要があるので、光学式手振れ補正やボディ内手振れ補正を搭載することはこれまでは不可能でした。
しかし、最近では一部の焦点距離のレンズのみ光学式手振れ補正を搭載したり、高級機種にボディ内手振れ補正を搭載する機種が増えてきていて、一種のトレンドのようになっています。それが、iPhone13ではハイエンドからローエンドまですべてでボディ内手振れ補正が搭載される可能性があるようです。これで、ますますコンデジのメリットが失われますし、よりレンズ交換式デジカメに近づいていくのかもしれません。
センサーシフト方式のメリット
これまでは一眼レフでは光学式手振れ補正(レンズ内手振れ補正)が一般的でした。というのも一眼レフではレンズ内に取り込まれた光をミラーで反射して投影し、その絵を実際に見ているので、センサーシフト方式では、ファインダーで見る画像に手振れ補正の効果が働かないからです。
しかし、今はミラーレスになっていますので、センサーが受光した被写体をEVFを通じてみていることになりますので、ボディ内手振れ補正でも手振れ補正の効いた画像をファインダーで見ることが出来るようになります。
そして、レンズ内手振れ補正はレンズが大きくなる傾向があり、薄く作りたいスマホには不向きということもあるようです。さらに、センサーシフトが可能であれば、センサーを動かして複数の画像を撮影し、デジタル的に合成するハイレゾ撮影も可能になるという新たなメリットもでてきます。
そのため最近でばボディ内手振れ補正の搭載が流行になってきているようですが、そうなるとスマホのカメラがかなり進化していく可能性があり、そしてさらにデジカメ市場の縮小につながる可能性もあるのかなと少し心配になりますよね。カメラは完全にプロフェッショナル用途で一般向けとしては絶滅してしまうのでしょうか?
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